TLUDストーブで炭作りに再挑戦

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TLUDストーブで無事に炭を作ることができました。過去の失敗から改善をした方法を紹介します。

どうも!お疲れ様です。たけし(@takeshinonegoto)です。

前回作ったTLUDストーブで、炭作りの再挑戦をしてみました。再挑戦と言っても2回目ではなく、かれこれ6回目になります。

初回の挑戦では、火が付かなかったり、ほとんど灰になってしまったりという失敗がありました。そのたびに改善点を探り続けてまいりました。

初回についてはコチラの記事を参考にしてください。TLUDストーブの作り方や原理、炭が作れる理由をまとめてあります。

 

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炭作りの結果

まず結果を書きます。今回で6回目の炭作りとなりますが、成功したと言っていいでしょう!

何をもって成功と言えるかですが、とりあえずこんな感じで考えていました。

  • 炭の量は少なくないか
  • 炭は粉々になっていないか
  • ある程度の硬さがあるか
  • TLUDストーブの火付けは素早くできたか

 

まず成果物の炭ですが、こんな感じです。

大量にできました!一部過去に作ったものも混ざっていますが、大半が今回作ったものです。大きさもまずまずあります。少なくとも粉々というわけではありません。

硬さもまずまずあります。落としたり軽く叩いても砕けません。TLUDストーブの火付けもすんなりいきました。

 

改善した点

薪の長さを揃えた

薪の長さを揃えてみました。

今までは面倒だったので、だいたい同じくらいの長さになるように薪を切っていました。その結果、長い薪と短い薪では5cmくらいの差ができておりました。

何度かTLUDストーブの火付けをやっていて気づいたのですが、薪の長さがバラバラになっていると、炭化の具合もバラバラになってしまいます。

長めの薪は早い段階で炭化が進みますが、短い薪は全く熱くなっていないということもありました。こうなると、すべての薪の炭化が終わるころには一部の薪は灰になっていることが多かったです。

また、炭化がの具合がバラバラということは、可燃性ガスの出具合も悪くなります。こうなるとTLUDストーブ自体への火付きも悪くなってしまいます。

 

出来上がる炭の量が少なかったり、TLUDストーブの火付きが安定しない場合は、薪の長さが統一できているか確認してみましょう!

 

ペール缶内の密集具合

ペール缶いっぱいに無理やり薪をねじ込みました。

薪の形が必ずしもまっすぐでないため、どうしても薪と薪の間に隙間ができてしまっておりました。ただ、薪の密集具合が大事であることはわかっていたんです。面倒なので見て見ぬふりを続けていました笑

ただ、今回は面倒くさがらずに薪をまっすぐに加工してみました!隙間がなくなり、もう入らない!ってくらいにカナヅチで叩いてねじ込みました。

その結果、火がペール缶の下部の方まで行った時点でも、薪が立っていることが確認できました。

今まではある程度火が回ると、薪が倒れてしまっておりました。こうなると、せっかく作ったTLUDストーブもただの焚火になってしまいます。

焚火状態になってしまうと、火の回りが早くなって薪がどんどん燃えて灰になってしまいます。

 

出来上がる炭の量が少ない場合や、TLUDストーブの火の回りが早すぎる場合には、ペール缶内の密集具合を確認してみましょう!

 

炭化後の処理

炭化が済んだ後、空気を大量に送ってみました。

今までは炭化が済んだ後は、空気を遮断して自然に冷えるを待っておりました。もちろんこの方法でも問題ありません。ただ、今回は空気を遮断する前に、うちわを使って大量の空気を送ってみました。

炭には黒炭と白炭というものがあります。黒炭の特徴としては火が付きやすいが、火持ちが悪いです。白炭の特徴としては火が付きにくいが、火持ちが良いです。どちらも一長一短といったところですね。また、黒炭より白炭の方が硬いという特徴もあります。

ちなみに備長炭というのは白炭の特徴をより伸ばした炭というイメージです。

 

今回は白炭作りに挑戦してみました。

黒炭と白炭の作り方の違いは、炭化後の処理にあります。黒炭は炭化後に空気を遮断して自然冷却をすることで出来上がります。白炭は炭化後に空気を送り込んで高温にします。その後、消し粉という粉を使って強制的に火を消します。

かなりざっくりですが、こんな感じです。

といっても素人が本格的な窯も使わずに、完全な白炭を作ることはできません。なんせ白炭を作るときは1,000度近くまで温度を上げる必要があります。素人には無理です。まず消し粉とか無いですし。

ですから、今回作ったのはなんちゃって白炭です。今までの作り方が・・・

  1. 炭化を進行させる
  2. 空気を遮断
  3. 自然冷却

だったところを、今回は・・・

  1. 炭化を進行させる
  2. うちわで大量に空気を送って、高温にする
  3. 空気を遮断
  4. 自然冷却

と、してみました。。

炭化後に高温にすることで、炭全体が締まって硬くなります。

今回出来上がった炭は、これまでに作った炭の中では一番硬く出来上がりました。多少乱暴に扱っても、形を保っております。炭同士をぶつけてみると、少し高い音が響きます。

ちなみに本当の白炭同士をぶつけると、金属音が鳴ると言われております。

 

用途や目的に合わせて、黒炭よりの炭か白炭よりの炭のどちらを作るか決めておきましょう。なんちゃって白炭なら素人でも作れます。

 

火付けの方法

今まで火付けで上手くいかないことも多かったです。なかなか火が起こらず、時間だけがどんどん経過していくことも多かったです。ただ6回もやっているとだんだんコツがつかめてきました。

まず、火の付き方には2パターンあります。

ひとつは最初に火を付けたら、そのまま炭化まで一気にいくパターンです。着火剤のように火を継続的に出し続けるものを使うと、このパターンになります。

着火剤に火を付けるだけなので簡単ですね。

 

もうひとつは、最初に火を付けた後、一旦は火が回りますがしばらくすると火が消えるパターンです。段ボールや新聞紙などの燃えやすいものに火を付けて、木っ端など小さな木材に火を付ける方法になります。着火剤を使わないので、低予算での炭作りになります。

段ボールや新聞紙には簡単に火が付きますが、薪にはなかなか火が付きません。ですが、ここでもうひと踏ん張りします。おそらくこのときは、火が消えているが煙は出ていませんか?これは火が付くのに十分な状態まで行かなかったことで、不完全燃焼になっている状態です。

この煙には可燃性ガスが含まれております。ですから、酸素と火種があれば火を付けることができます。

ここで一旦TLUDストーブのフタを外して、上からうちわで空気を送り込んでください。こうすることで、空気を送ると同時に可燃性ガスをペール缶の内部に送ることができます。

そしてペール缶の内部には先ほど消えた火が残っていることが多いです。つまり、可燃性ガス・酸素・火種が揃います。

僕はこの方法でだいたい火付けを成功させています。

 

TLUDストーブに上手く火が付かなくて悩んでいる方は、一度フタを外してうちわで空気を送りまくってみてください。ある程度の煙が出ている状態なら、十分に火を付けることができます。

 

火鉢で使ってみた

実際に火鉢で使ってみました。

火付きは割と良く、少し炙ってからゆっくりと空気を送ると、火が回ります。空気を送るときは灰が飛び散らないように注意しましょう。

結構高温が出るようで、周りに置いた炭にも次々着火していきます。

 

ただ、火持ちはそこまで良くないです。しばらく暖まろうと思うなら数分置きに炭を足していく作業が必要です。この作業がめんどくさいと感じるか、味があってイイと感じるかは人それぞれかな。

我が家では、この炭でチーズフォンデュを楽しみました。網を置いて、野菜やソーセージを焼きつつ、熱々のチーズに絡めて食べると美味しかったです。また、キノコをアルミホイルに包んで炭の横に置けば、ホイル焼きも楽しめます。

 

まとめ

  • 6回目の挑戦にしてようやく成功
  • ある程度の硬さをもった、なんちゃって白炭ができた
  • 火鉢でも十分使うことができた

今回で成功すると思っていなかったので、あまり写真を用意しておりませんでした。文章だけではイメージが伝わりにくいかもしれないです。

もし、この記事を参考にしたいけど、イメージがわかないという方がおりましたら、コメント欄やTwitterなんかで質問をしていただけると嬉しいです。できる限りわかりやすくお伝えしてみます。

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