炭作りに失敗。原因を分析して反省してみた
なるべくお金を使わずに炭を作ることに挑戦しています。まずは失敗に終わりましたので、原因を紹介してみます。
どうも!お疲れ様です。たけし(@takeshinonegoto)です。
もらった火鉢に炭を入れて暖まりたい!
ということで前回は炭作りの方法を調べてみました。炭を作るには空気を遮断して木を熱する必要があります。これを燻す(いぶす)と言います。炭作りの詳しい原理はコチラの記事に書いておきました。
今回は実際に炭を作ってみたときの話です。結論を言うと、失敗しました。部屋が臭くなりまして、嫁に怒られました。なぜ失敗をしてしまったのか?どうすれば次は成功するのか?といった内容をまとめています。
- 炭作りの原理
- 炭作りに挑戦(失敗談)
- TLUDストーブで炭作りに再挑戦
- 花炭の作り方
- 炭の火起こし
炭作りの方法。ペール缶を2つ使って流木を燻してみた。
材料-合計0円!
- ペール缶×2
- 流木×いっぱい
- マッチ
- 段ボールとか紙×いっぱい
ペール缶は燻製器作りで使ったもので、もともと貰い物なので0円です。燻製器作りについての記事はコチラです!
流木は海で拾ってきたものです。部屋のインテリアにしようとしたけど、使い道が見当たらなくて放置してたものです。拾ったものなので、もちろん0円です。
マッチは近所の居酒屋で貰ったものです。もちろん0円です。
段ボールや紙は引っ越しで使ったものとかです。無ければ最近はスーパーとかで配ってるので、いくらでも手に入りますね。もちろん0円です。
つまり、材料費は0円です!ただ、ペール缶については手に入りにくい方もいると思います。その場合はペール缶2つ分の費用だけは掛かってしまいます。
【追記】ペール缶は自動車ディーラーに行くと簡単に手に入ります!
完成図
ペール缶を2つ重ねてこんな感じのものを作りました。
下のペール缶の中で流木を燃やし、その熱を上のペール缶に伝えます。上のペール缶はフタをしてあるので、酸素が遮断されます。
これで炭作りの条件である
- 熱する必要がある
- でも火を付けてはだめ
を満たすことができます。これにより、上のペール缶に入れた流木が炭になる予定でした。
炭のできる原理ついての詳細はコチラの記事にまとめてあります。
失敗1。燻す時間が短すぎました。
上の炭作り器を使った結果、残念ながら失敗しました。ただ、原因はかなりはっきりしています。
1つは流木を燻す時間が短かったことです。諸事情で1時間ほどしか燻せませんでした。
さすがに1時間では完全に炭化はしてくれず、少しだけ黒っぽくなっただけでした。しょうがないので、下のペール缶で燃やしている流木を炭として回収しました。
こういう火を付けた残りは「消し炭」と言います。特徴として、火が付きやすいという面があります。ただし、長持ちはしないです。本物の炭に比べると火が消える時間が短いです。熱しやすく冷めやすいみたいな感じですね。
火鉢に使う上でも一応使うことはできました。じんわりと暖かくて気持ちよかったです。
失敗2。炭に臭いが付きました。
もう1つの失敗は炭に臭いが付いてしまったことです。
出来上がった炭をペール缶の中に保管しておきました。
しかし、このペール缶は以前燻製作りに使ったペール缶で、その後洗っていませんでした。そのペール缶に保管した炭には、しっかりと臭いが吸着されていました。
後で知ったことですが、臭いを吸着させた炭を燃やすと、吸着した臭いが解放されてしまいます。この炭を火鉢に使った結果、部屋中が燻製の臭いで満たされてしまいました。
めちゃくちゃ嫁が怒りました笑
失敗からの反省
今回は
- 完全に炭化してくれなかった
- 炭に臭いが付いた
という失敗をしました。特に臭いについては、部屋の中で臭いが拡散されるという最悪の結果を招きました。
今後注意したいこととして、炭作りをするための時間確保をすること。さらに炭を保管する場所に気を付けることにします。
この失敗をして思ったことがあります。それは、炭にイイ匂いを吸着させた場合、部屋に充満するのはイイ臭いなのかということです。
例えば柑橘系の果物の皮なんかを炭と一緒に保管すれば、柑橘系の臭いが炭に吸着されるはずです。これを火鉢で燃やせば、柑橘系の臭いが部屋に広がるのかなと。
今後、やってみたいことのひとつです。
いずれにしてもペール缶で作った炭作り器自体はちゃんと機能してくれました。問題は、作る時間や保管方法ということになります。
まとめ
- 材料費は0円でも可能
- ペール缶で作った炭作り器自体はほぼ問題なし
- 炭作りには時間がかかる
- 炭は臭いを吸着し、燃やすと臭いが出るようになる
- イイ匂いを吸着させた炭を燃やすと、イイ匂いが広がる?
今回は失敗しましたが、いつかは炭作りを成功させて火鉢ライフを楽しみたいと思います!
2回目の挑戦では別の理由で失敗しました。コチラの記事です。
- 炭作りの原理
- 炭作りに挑戦(失敗談)
- TLUDストーブで炭作りに再挑戦
- 花炭の作り方
- 炭の火起こし