ひと手間かかる炭の作り方:無煙・激安・大量にできるやり方を紹介

2019年1月11日

炭 作り方

どうも!お疲れ様です。自宅で炭を作っているたけし(@takeshinonegoto)です。

この記事では僕が実際に成功した炭の作り方を紹介します。

「自宅で炭を大量に手作りしたい!」という方。こんな心配ごとがありませんか?

  • 「炭を作るのって大変そう」
  • 「煙がいっぱい出るらしいけど、近所迷惑にならない?」
  • 「専用の道具を使えばイイらしいけど、結構高い・・・」

そうなんです。一般的によく見られるやり方ってこんな心配ごとが付いてきます。

 

炭の作り方でよく出てくる方法はこんな感じです。

  • アルミホイルや小さな缶に木を入れて、ひたすら燻す
  • 一斗缶に大量の木を入れて、ひたすら燻す
  • 市販の炭作り器を使って、炭を作る

これらのやり方は以下のようなデメリットがあります。

  • アルミホイルや小さな缶に木を入れて、ひたすら燻す
    ⇒一度に少量しか作れない。
  • 一斗缶に大量の木を入れて、ひたすら燻す
    ⇒大量の煙が出る。ガスコンロなどが使えないので、火を起こし続ける必要がある。
  • 市販の炭作り器を使って、炭を作る
    ⇒炭作り器が結構高い。

これらのデメリットを解決する方法が「TLDストーブを使った炭作り」です。

「TLUDストーブを使った炭作り」の特徴は・・・

  • 大量の炭を一度に作れる
  • 一度火が付けば、勝手に燃え続ける
  • ほぼ無煙
  • 材料が激安

となっています。

ただし、「TLUDストーブを作る」という一手間だけは必要ですね。

 

そもそもTLUDストーブってなんなの?作り方は?

という方は「TLUDストーブの原理。簡単な作り方と材料を紹介」をご覧ください。TLUDストーブがいかに簡単に作れるかを解説しています。

 

この記事を読んで、是非TLUDストーブに挑戦してください。そして、大量の炭作りを成功させてください!

 

ちなみに「そもそも炭ができる原理がわからない」という方向けに「炭ができる原理を調べてみた:炭作りへの第一歩」という記事を書いています。

炭ができる原理を理解しておけば、失敗をしても原因解明ができますし、自分の環境にあったやり方を選ぶこともできます。

簡単に書いていますので、是非一度ご覧ください!

 

【おススメしない】アルミホイルや一斗缶を使った方法

冒頭でもお伝えしましたが、まずは一般的に「自宅でできる」とされている炭作りの方法を解説します。

端的に言うと以下の通りです。

  • アルミホイルや小さな缶に木を入れて、ひたすら燻す
    ⇒一度に少量しか作れない。
  • 一斗缶に大量の木を入れて、ひたすら燻す
    ⇒大量の煙が出る。ガスコンロなどが使えないので、火を起こし続ける必要がある。
  • 市販の炭作り器を使って、炭を作る
    ⇒炭作り器が結構高い。

これらの方法は目的にもよりますが、あんまりおススメしません。

 

アルミホイルや小さな缶に木を入れて、ひたすら燻す

  1. アルミホイル等で木を包む
  2. ガスコンロ等で燻す
  3. 白煙が透明になってきたら出来上がり

といったやり方で作る方法です。

 

この方法のメリットは「手軽」ということ。

アルミホイルなんて簡単に手に入りますし、木を包むのも簡単です。

また、比較的小さい規模で行うので、多少煙が出ますが気にならないレベルです。まさに自宅でできる方法です。

 

ただし、デメリットは「一度に少量しか作れない」ということ。

アルミホイルで包むという工程があるため、包めないレベルの大きさの木は炭にできません。

ちょっとしたインテリアとして炭を1つ2つ作りたいのであればおススメできる方法ですが、大量に作りたい場合には不向きな方法ですね。

 

一斗缶に大量の木を入れて、ひたすら燻す

  1. 一斗缶に大量の木を入れてフタをする
  2. 一斗缶ごと火で炙る
  3. 白煙が透明になったら出来上がり

といったやり方で作る方法です。

 

この方法のメリットは「大量に作れる」ということ。

一斗缶に入るだけの木を一気に炭にできるため、大量に作れます。

また、中の木材が崩れにくいので、綺麗な形状の炭ができやすいです。

 

ただしデメリットは以下の通り。

  • 一斗缶を家庭のガスコンロで炙るの厳しいので、焚火が必要
  • 大量の白煙が出る

一斗缶ほどの大きさになると、家庭のガスコンロの上に置くのは厳しいですよね。ですから屋外で焚火をし、そこで一斗缶を炙ることになります。

一斗缶の中をすべて炭にするには何時間もかかります。その間焚火を燃やし続ける必要があります。

焚火を燃やし続けるのって実は結構大変なんです。僕は自宅でピザ窯に火を入れたりするので経験があるんですが、ちょっと目を離すと火が消えていたりします。

 

カセットコンロを屋外に置いて、その上で一斗缶を炙るという方法もありますが、おススメしません。

炭を作るときは温度が数百度まで上がります。カセットコンロで高温になった一斗缶によって、ガスボンベが発火することがあります。

 

そして「大量の白煙は完全に近所迷惑」です。かなり広々とした土地を持っていても厳しいですね。

 

市販の炭作り器を使って、炭を作る

世の中には便利な道具があり、簡単に大量の炭を作ることができるものが売っています。しかも煙が出ないという代物です。

無煙炭化器 M50 モキ製作所 MOKI

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これなんですが、使い方は簡単で地面に置いて木材を大量投入し燃やすだけです。

そんなことしたら煙が大量に出ちゃうんじゃないか?と思いますが、ここが面白いところで「素晴らしい原理」によって煙が出ないのです。

「素晴らしい原理」は難しいので割愛しますね笑

 

この商品は非常に素晴らしいんですが、値段が結構します。

自治体とかがイベントや廃材処理目的で使うのならイイと思いますが、個人が炭を作りたいからといって買うようなものじゃないと思います。

これを買う費用で普通に炭が買えますしね。

 

【おススメ!】TLUDストーブを使った炭作り

僕がおススメするのは「TLUDストーブを使った方法」です。

「そもそもTLUDストーブって何?」という方もいると思いますが、まずはその特徴を紹介します。

  • 大量の炭を一度に作れる
  • 一度火が付けば、勝手に燃え続ける
  • ほぼ無煙
  • 材料が激安

どうですか?素晴らしい特徴じゃないでしょうか?

もちろんデメリットもあります。それは・・・

  • TLUDストーブを作る必要がある
  • 使い方が少し難しい
  • 火柱がすごい

といった部分です。もちろんこれらのデメリットを踏まえてもTLUDストーブを使った方法がおススメです!

 

TLUDストーブって何?原理・使い方のコツを紹介

TLUDストーブの原理イラスト

「TLUDストーブってそもそも何なのか?」

TLUDストーブというのは、「簡単に作れる炭を作るための装置」と思ってください。

 

主な材料としてペール缶やドラム缶を使います。その中に炭にする木材を入れて上から火を付けます。

木材が上から燃えることによって、缶の内部にある木材が炭化するといった原理でできています。

 

もっと詳しい原理や、使い方のコツを知りたい方は「TLUDストーブの原理。簡単な作り方と材料を紹介」をご覧ください。

実際にTLUDストーブを使って炭作りを行い、失敗した記録と成功した記録を書いてあります。

 

TLUDストーブの作り方・材料・費用

TLUDストーブの作り方は非常に簡単です。

主な材料は「大きい缶」「小さい缶」を1つずつでOKです。

大きい缶は本体として、炭にする木材を入れることになります。

小さい缶は煙突として使います。

 

材料はこれだけなので、費用はほとんど掛かりません。

小さい缶なんかは食品の空き缶で十分です。僕はトマトの缶詰や粉ミルクの空き缶を使いました。

大きい缶は貰ってくることができます。「【無料】ペール缶のおすすめ入手方法」に貰えた場所や貰えなかった場所をまとめています。

貰うことが難しそうなら買ってもOKです。そんなに高くありません。

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工具は缶を切ったり、穴を空けるものが必要です。

ドリルや金切りばさみを持っていればもちろんOKですが、無い場合でも釘とカナヅチ、文房具ハサミでも大丈夫です。

 

TLUDストーブの作り方や材料については「TLUDストーブの原理。簡単な作り方と材料を紹介」で詳しくご紹介しています。

 

TLUDストーブを使っている様子

実際にTLUDストーブを使った様子を動画にしてみました。

ただ、燃え続けているだけの動画ですが火柱の高さに注目です。

 

本体として使う缶が大きいほど火柱が高くなります。

ちなみにこのときは20リットルサイズのペール缶を使っており、火柱は地上2mほどまで上がっています。

 

TLUDストーブに薪を詰め込んだり、火を付け始めるまでの工程は「炭を簡単に作れるTLUDストーブの使い方:無煙で燃える様子を撮影」をご覧ください。写真付きで紹介しています。

 

TLUDストーブで作った炭の写真

炭 作り方

これができあがった炭です。

このときは小さめのペール缶で作ったTLUDストーブを使って、竹を炭にしました。

燃やしても煙が出ない、ちゃんとした炭が出来上がりました。

※良質の炭は燃やしても煙が出ません。

 

ぶっちゃけ自宅でやると迷惑の可能性はある

上で紹介した動画を見ていただくとわかりますが、かなり抑えられていますが少し煙が出ます。

ぶっちゃけ庭が極端に狭い場合、自宅でやると近所迷惑になると思います。例えば車を1台ギリギリ止められるスペース程度だと厳しいんじゃないかと。

また、火柱がかなり高く上がるので、火災には気を付けてください。

 

まとめ

  • アルミホイルや一斗缶を使って燻す方法はおススメしない
  • TLUDストーブというものを作れば、無煙・大量・激安で炭を作れる
  • 庭が車1台分くらいだと、さすがに近所迷惑になりそう

ネットで検索すると、自宅でできる炭作りの方法として「一斗缶に大量の木を入れて、ひたすら燻す」という方法を紹介しているサイトをよく見ます。

この方法を推奨しているのが、どうにも腑に落ちなくて今回この記事を書きました。

「一斗缶をひたすら燻す」という方法はメリットもありますが、とても「自宅でできる」なんてレベルじゃない白煙が出ます。

このやり方で想定している「自宅」というのは、相当な広さがあり隣近所からも距離のある「自宅」なんでしょう。

 

僕は自宅で燻製を作ったり、ピザを焼いたりするので経験があります。一斗缶に入る量の木材を一気に燻すとなると、出てくる白煙の量がやばいです。

自宅の庭はもちろん、自宅周辺も白みがかります。

 

そもそも「燻す」というのは字が示す通り「燻製」の作り方と同じです。

燻製というのは桜などのチップを酸欠状態で熱することで、桜の成分が煙となり、それを食材に付けることで香りを楽しむ調理方法です。

燻製で使うチップの量はとても少なく、手で一掴みくらいで十分です。

そんな燻製でさえ、自宅でやるときは近所迷惑を考える必要のある調理方法なんです。

 

手で一掴みしたチップでも近所迷惑を考える必要があるのに、一斗缶丸ごと燻すなんて大量の白煙が出てきます。それも何時間も出続けます。

改めて言いますが、一斗缶を丸ごと燻すようなやり方は一般的な「自宅」ではできないやり方だと思ってください。

 

ちなみに「燻製を作ったときのこと」「ピザを焼いたときのこと」は記事にしています。ご興味ありましたらご覧ください。

車2台分くらいの駐車スペースがある「自宅」ならば、特に問題ないと思われます。