【子育て世代】30代夫婦+2歳が感じた、田舎暮らしの魅力
お疲れ様です!石川県の田舎で子育てをしているたけし(@takeshinonegoto)です。
この記事では子育て世代の田舎暮らしについて紹介します。
- 田舎で子育てってどんな感じ?と思っている方
- 30代の子育て世代
田舎で子育てをすることの魅力を実体験ベースで紹介
実は今、子育て世代で田舎へ移住を検討している人は増えてきています。
2008年からの12年間で地方移住についての問い合わせ件数は約20倍
~中略~
20~30代の利用者はわずか16%だったのが、2019年には44.8%と半数近くまで伸びています。
引用;首都圏子育て世代の地方都市移住への本気度-東洋経済
問い合わせ件数20倍はすごい伸び率ですね。
しかし増えてきているとはいえ「田舎で子育てをするってどんな感じなんだろう?」という疑問や不安はあるんじゃないでしょうか?
実は僕も嫁も人付き合いは苦手。実際に住んでみるまでは不安だらけでした・・・
そこでこの記事では・・・
- 実際に子供が産まれるタイミングで引っ越し
- 現在2歳の子育て中
- 30代前半
- 田舎で生活中
という僕が、田舎暮らしの魅力を紹介します。
記事を書いている時点で「30代前半の夫婦+2歳の子供」という家族構成。近い人なら共感できることも多いはず!
この記事を見ていただければ、「もしも田舎で子育てをしたら?」というイメージをつかむことができます。
結論「引っ越して良かった!」と思っています!
【環境】豊かな自然に囲まれている
山-山菜がよく採れる
僕の住む田舎にはちょっと歩けばピクニックができる山があり、山菜が採れます。
上の写真はそこで採れたヨモギを練り込んだ食パンです。
ヨモギは家族でピクニックへ行った際に採りました
ホームベーカリーを使って普通の食パンを作る工程に、乾燥させて砕いたヨモギを入れただけ。超簡単です。
ちなみにお風呂に入れてヨモギ湯にも挑戦しましたが、息子が嫌がったのでやめました。
山菜を採るときは持ち主に許可を得たり、採り過ぎないように気を付けましょう!
海-流木が採れる
車で数分の海には流木がたくさん落ちています。
イイ感じの形の流木が見つかれば、家に飾ってインテリアに。
使わなかった流木はBBQやピザを焼くときの燃料にしたり。
家族で海に遊びに行ったときにひろうことが多いです
川-小魚が採れる
家から歩いて数分のところに川が流れています。
ドブ川とかじゃなく、綺麗な川なので生き物がたくさん。
- メダカ
- 小エビ(スジエビ?)
- ドジョウ
- ハヤ
- カメ
- ザリガニ
- ホタル
などなど他にもたくさん!
最近はアクアリウムと言って、メダカなど小魚の飼育が流行ったりしていますよね。
ウチでは息子と散歩をした際に捕まえた魚を、庭の池で飼育しています。
「おさかなみるー」と言って池をのぞき込む息子が可愛い・・・!
森-花炭の材料を採れる
歩いて数分の森には松ぼっくりや杉の実、栗のイガなどがたくさん落ちています。
それらを使って炭を作れば和風なインテリアに。
ほぼ無限に落ちているので、作り放題です笑
息子と一緒に木の実を集めるのは、良い遊びになります
【物件】広い土地が安く手に入る
350平米の土地と家が2,000万円
田舎はとにかく土地が広くて安い!
ウチは350平米(約105坪)の土地に建っている、築60年の古民家をリフォームして暮らしています。
350平米という大きさですが、実は周り近所と比べると小さい方。他の家はウチの2倍~3倍の広さです笑
「古民家カフェ」なんてものもありますが、まさにアレに住んでいる状態。
さすがにリフォームは必要でしたが、状態の良い古民家が見つかれば十分暮らすことができます。
土地の値段だけで言えば、700万円程度。リフォーム代金も含めると約2,000万円。
普通のサラリーマンでも手を出せる金額ですよね
僕は実家が小さかったので、広いリビングで生活することが1つの夢でした。田舎に引っ越すことで割と簡単に実現できたのが、嬉しかったです。
子供が騒いでも問題無し
田舎は隣近所との距離が遠いので、かなり大きな音を出しても近所に音が漏れません。
「隣近所と距離がある」って子育て世代には良いことなんですよね。
すでにお子さんがいる方ならわかると思いますが、子供って飛んだり跳ねたり泣きさけんだりしますよね。
それもほぼ一日中。
隣近所に音が漏れているのでは?って気になりませんか?
ご近所に迷惑をかけてしまう・・・
実はウチの嫁は、隣近所に迷惑をかけていないか気にする方なんですよ。
アパートに住んでいたときなんて、常に神経をすり減らしていました。
ウチの嫁と同じように、隣近所への迷惑を考えすぎて神経すり減らしちゃうタイプの方には、田舎暮らしはオススメですね。
田舎に引っ越してからは、まったく気にしなくなりました!
田舎でなければ、ウチは子育てできなかったかも・・・
庭でかなり遊べる
広い庭があるといろんな遊びができます。
特にアウトドア系だと、わざわざキャンプ場へいかなくても良いので楽。思いつきで実行することも。
我が家がよくやるアウトドア系のことは以下の通りです。
- BBQ
- ピザパーティ
- 燻製
- ダッチオーブンと窯で煮込み料理
アウトドアじゃなく、家庭菜園も挑戦しやすいです。
過去に育てた植物は以下の通り。
- トマト
- 枝豆
- ズッキーニ
- メロン
- ビワ
- ブラックベリー
- ブドウ
- みかん
- 月桂樹
- 梅
植物を育てるのが苦手で、まともに育ったものは少ないんですけどね
土間や庭でDIYができる
土間や庭で作業ができるので、DIYをする場所に困りません。
当たり前のように土間でDIYをしていて気付かなかったんですが、「DIYをしたいけど場所がない」っていう悩みを持つ人がいるんですよね。
DIYをしたいけど、自宅じゃ作業する場所がないなぁ・・・
そういう方向けに「DIY専用のワークスペース」なんてものもあるようです。
DIY専用のワークスペースを用意しないデメリットは、以下の内容です。
・作りかけの作品が壊されてしまう
引用:DIYには作業場が必須!DIY作業場についてわかりやすく解説-片付け広場
・自宅内で工具を広げておくのは危険
・生活スペースが圧迫される。
もちろん田舎では不要。
工具を置く場所も、作業をする場所も、生活空間とは別枠で用意できます。
ここでの話をもとにぱぱらくさんのブログへ寄稿をしました!
古民家フルリノベのメリットデメリットを、僕がマイホームを希望してから古民家を購入するまでの経緯を踏まえて紹介しています。
【人付き合い】近所の人が良くしてくれる
年配の人は子供大好き
引っ越しで人間関係に悩む方は多いですよね。僕も正直なところ心配はありました。
しかし、結論としてまったく問題なし。ウチの近所にいるような年配者は、子供や若者(30代とか)が大好きでした。
- 単純に可愛い
- 周りがジジババばかりで新鮮
- いろいろやってて活気づく気がする
これは実際に近所の方に聞いた内容です
特にウチの息子は、もはやアイドル並。
親の僕が言うのも変ですが、散歩中は近所の方全員に笑顔で手を振るので、そりゃ可愛がられますわ。
ってわけで、ご近所付き合いの心配は完全になくなりましたね。
子育て世代の方なら安心して暮らしていけます。
農家の方が野菜や果物をくれる
田舎の方はだいたい畑をやっています。
家庭菜園というかガチ農家レベルで、山のように作物を作っています。
で、やっぱり頻繁にくれるんですよね。
「子供に食べさせてー」とか言って、すごい量のトマトやきゅうり、ナスにジャガイモなんかを置いていきます。
食卓の料理がすべて貰い物になることも!
あと地味に嬉しいのが、僕の家庭菜園にアドバイスをしてくれること。
ネットで育て方を調べても、結局細かい部分って地域の環境で違ってくるみたいでわからないんです。
でも、同じ環境でガチ農家をやってる人が近くにいると、成功するやり方を教えてくれるんです。
その上で家庭菜園に失敗する僕は、ガチでヤバい人・・・
お米農家から美味いお米を安く買える
僕はお米農家さんから美味いお米を安く買っています。
たまたまSNSを通じて知り合った方なんですが、連絡をしたらお米を持ってきてくれるんです。
お米農家さんが近くにいる田舎だと、似たようサービスをしてくれるお米屋さんがいると思います。
- 美味い
- 粒が大きい
- 持ってきてくれる
- 美味くない
- 粒が小さい
- 自分で持って帰る
スーパーで同程度の値段のお米と比較すると、良い所しかありません。特に「持ってきてくれる」っていうのが嬉しいところ。
息子も「おいしい!」って言いながらよく食べてくれます。
ちなみに僕がいつもお願いしているのはitoukenziさん(@itoukenzi)
北陸地方の美味しいお店(特にデカ盛り!)を紹介するブログ(俺ニュース)の運営もしている方です。
もし石川県に住むことになったら、ぜひお米を買ってみてください!
【ライフスタイル】時間にゆとりのある生活
渋滞がほぼ無いので、通勤時間が短い
都道府県で最長は首都圏(つまり都市部)の神奈川県と千葉県で、平均通勤時間55分。
~中略~
一方、地方を見てみると、最短は大分県と宮崎県で、平均通勤時間25分。
引用:通勤時間は田舎より都市部が長い!日本人の平均値-10MTV
通勤ラッシュの時間帯でも渋滞らしい渋滞はほぼ無いですね。
国道など主要道路だけはさすがに混雑していますが、脇道を通ればいくらでも空いた道を選べます。
僕は結構転職を経験しているんですが、通勤時間が40分以上かかる会社で働いたことは無いです。
都心部のように「満員電車で1時間」みたいなことはまず無いですね。
定時ダッシュの後は息子と遊んだり趣味をしたり
職場選びさえ間違えなければ、定時ダッシュできる仕事ができます。
- 息子と公園で遊ぶ
- 家庭菜園の実を一緒に収穫
- 趣味のDIY
- 趣味のブログ更新
特に息子を公園に連れていくと、「お腹が空いて食欲UP・疲れて早く寝る・嫁が食事の準備に集中できる」といったメリットがあります。
もちろん定時ダッシュにこだわりが無く、残業でお金を稼ぎたい!って人もいるはずです。
安心して欲しいのが、田舎とは言え今はどこでもある程度仕事ができる時代。
残業して給料を稼ぎたい!って方なら残業のある職場を選べます。
僕は新卒のときだけ残業のある仕事を選び、20代後半からは結婚や子育てを見越して残業の無い仕事を選ぶことにしました。
田舎と言えど、選ぶだけの仕事はあります。
【支援】子育てがしやすい
保育園に入りやすい
田舎には公立や私立の幼稚園が少なく、公立の保育園が多いです。また、若い世帯も少ない事から保育園に通う児童も少なく、比較的に入園しやすく待機児童問題は見られません。また、保育園で働く保育士数も多いので、子供の動きをしっかり把握し、お世話がとても手厚いので親も安心して預ける事が出来るでしょう。
引用:子育て世代の地方移住、そのメリット・デメリットについて-地方創生プロジェクト
「田舎は比較的保育園に入りやすい」と言われています。
これは子育て世代。特に競争率の高い地域にいる方だとありがたい話ですよね。
理由は単純に人口に対する保育園の数。
土地が余っているので保育園の容量も大きいですし、子育て世代が少ないので、競争率も低くなります。
「ウチも人気の保育園に一発で入れました!」って言いたいのですが、実は1回落ちています。
- 近隣に人口が増えているエリアが2つある
- 新しくて立派な保育園(超人気)がある
- 嫁が専業主婦
- 1歳から入れようとした
このシチュエーションで人気保育園に申し込んだときはさすがに落ちました。
でも共働きになった後に再度申し込みをしたところ、普通に入園。
結論、田舎は保育園に入れやすいです。
子育て世代に嬉しい制度
田舎には子育て世代に嬉しい制度があります。
自治体側としても子育て世代(つまり現役世代)が増えると嬉しいから、いろんな制度を用意しているんですよね。
例えば僕の住んでいる石川県では、川北町という自治体で以下のような制度があります。
- 子どもの医療費窓口無料化
- チャイルドシートを購入したことに対し、購入費一部を補助
- 児童用自転車ヘルメットを購入したことに対し、購入費の一部を補助
- 医療費を一部公費負担
- 軽度・中程度難聴児補聴器購入助成
川北町は住民が少ない分土地が余っています。
そのため大きな工場などを構えた企業が多くいます。
そのため人口に対しての税収が多く、意外にお金持ちな自治体なんです。
田舎にはこういう自治体が多いです。
育休前に転職しても給付金が貰える
子育て世代として注目したいのは「育児休業給付金」という制度。
育児中に仕事を休むことで、国から給付金を貰えるっていう制度ですね。
勤務年数とか出勤日数が重要になるようなので、「転職すると貰えなくなるのでは??」という疑問があると思います。
自分たちの場合は貰えるのかな??
コチラのサイトによると、いくつか条件は増えるようですが転職後でも育児休業給付金を貰えるようです。
極端な話、前職で1年以上働いているなら、転職先で3日くらいしか働いてなくても貰える可能性があるということです。
だから「転職を考えているけど、育児休業給付金が貰えなくなるから転職しない」と言う方は、転職してもOKということです。
引用:【育児休業給付金の給付条件】みんなの誤解を徹底解説-残業地獄の非常口
個別相談を無料でしてくれるようなので、気になる方は相談してみるのも良いかもしれません。
【住む場所が重要】もしも田舎暮らしに魅力を感じたら・・・
僕のブログで紹介しているDIYの記事は、大半が田舎だからこそできるもの。
この記事やブログ全体を通して「田舎暮らし」に魅力を感じていただけたら嬉しいです。
もし「田舎に魅力を感じた!」という方がいたら、注意していただきたいのは「住む場所」。
みんな一律で「この地域が良いよ!」とはならないので、自分で考える必要があります。
人によって価値観は異なるので当然ですよね。
【体験アクティビティ】いきなり移住はちょっと・・・という方にオススメ
興味は出てきたけど、いきなり移住はちょっと抵抗が。。。
そんな方には自然で遊ぶ体験アクティビティがオススメ!
「田舎の生活には興味がわいてきた。でもいきなり、移住しよう!とはなれないなぁ・・・」
そんな人の方が多いと思います。
そこでオススメなのが、千葉県長生郡長生村でやっているBUB RESORTという体験アクティビティ。
BUB RESORTは、田舎でやるような遊びを1泊の中で体験させてもらえるキャンプ。
具体的には虫取り探検、そば打ち、稲刈り、薪割、イス作りなどなど。
季節、天気、時期に合わせて様々なアクティビティがあり、ここで書ききれないレベル。
もちろん家族構成や年代に合わせて、最適なアクティビティを体験できるようになっています。
自然の中で子育てするのって、こんな感じかも!ってイメージしながら遊べます!
アクティビティの詳細は公式サイトから確認できます。
〒299-4332 千葉県長生郡長生村金田2811
車 :東京から90分程度。駐車場30台完備
電車:八積駅(JR外房線)より徒歩15分
上総一ノ宮駅(JR外房線)よりタクシー10分
東京駅から80分程度
料金は大人1名26,000円なんですが、Go Toキャンペーンにより実質半額になります。
興味がある方は、予約が埋まってしまう前に申し込みをしましょう!
楽天トラベル首都圏人気ホテル・旅館部門総合1位になっているので、すぐに予約で埋まってしまします!
- 大人1名26,000円
- Go Toキャンペーンで実質半額!
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