ベントナイト(猫砂)で作った粘土が漏水しないかテストしてみた

どうも!お疲れ様です。たけし(@takeshinonegoto)です。
今回はベントナイト(猫砂)で漏水しない池を作れるのか検証します。
ベントナイト(猫砂)で池を作ってる情報って少ないんですよね。だいたいみんなトロ舟や防水シートを使ってます。だからベントナイト(猫砂)で池を作ろう!って思ったとき、
- 本当に漏水しないのか?
- どのくらいベントナイト(猫砂)を混ぜればいいのか?
- どうやって作るのか?
色々疑問が出てきました。
でも実際に検証している方がいないので、僕がやってみることにしました!
結論!漏水はしませんでした!
- 「池を作ろうかな」って考えてるときに読む記事
- 「池を作るぞ!」決めたときに読む記事
- 「失敗したくない!」という方が読む記事
池を作る場所を掘る
まずは池を作る場所を掘ります。


我が家の庭は地面がカチカチで、普通のスコップなんかだと全然掘れません。そこで今回はクワを使ってみます。
両手で使うような本格的な農業で使うものではなく、片手で使える園芸用のクワで十分です。数百円で売ってますので、持っていない人は用意しておきましょう。


掘り終わりました。クワを使うと、あんなにカチカチだった地面があっという間に掘れました。
赤く囲った場所を丸池として、少し深さを付けます。
青く囲った場所は小川のように水が流れてくるイメージです。


このくらいの土を掘り返すのに、30分かかりませんでした。この土は後々使いますので、適当な入れ物に入れておきます。
ベントナイト(猫砂)を使ってみる
続いてベントナイト(猫砂)を使います。
今回、ホームセンターでコチラを購入してきました。


8リットル入って300円です。8リットルというのが重さで言うとどのくらいなのかよくわかりませんでしたが、仮に水ならば8キロ分になります。
ホントはベントナイト100%が良かったんですが、売っていなかったので消臭剤と抗菌剤を少し含んだものを購入しました。
※抗菌剤はメダカなどの生物には害です。ただ、我が家の池ではすでに溶け出て無くなっているのか問題ありませんでした。
さっそくベントナイト(猫砂)を土に混ぜます。




左側の白いのがベントナイト(猫砂)です。
土の量と猫砂の量を4:1から3:1くらいにしてみました。足りてなかったら追加してみればイイかなと。
これに水を注いで混ぜます。先ほどのクワを使ってグチャグチャに混ぜます。混ぜるとだんだん粘り気が出てきて、粘土らしくなっていきます。




できあがった粘土で土手に水を入れて漏水テストをしてみます。
しばらくこのまま放置してみましたが、水が染み出ることはありませんでした。バッチリな感じではないでしょうか?
この粘土を先ほど掘った穴に貼り付けていきます。なるべく空気が入らないように、手でこねながら貼ります。ハンバーグを作るときのイメージですね。
だいたい5センチくらいの厚みで貼り付けました。
ベントナイト(猫砂)の池に水を張る


赤く囲んだ部分がベントナイト(猫砂)で作った粘土を貼り付けた部分です。
水を張って漏水しないかテストをしてみました。
1時間ほどこのまま放置してみましたが、水位はまったく変わっていませんでした!ということは少なくともこの水位までは、漏水がないということがわかりました!
このまま一気に池を作っていきます!


こんな感じになりました!池の周りには岩を置き、ひょうたん型の池にしてみました!
ベントナイト(猫砂)は少しだけ余りました。補強用に少し残しておいたのですが、結局使わずに済みました。
オーバーフローの仕組みを作る
オーバーフローというのは、「これ以上水位が上昇しないようにする」という仕組みのことです。
大雨が降って池が氾濫してしまうことを防ぐための仕組みで、ある程度の水位まで来たら外に排出されるようにします。
この池のオーバーフローはコチラの竹筒です。


赤丸の辺りの水面と面する部分に、ドリルで4つほど小さい穴を空けてあります。水面が穴の辺りまで届くと、竹筒の中を通って外の側溝に排出される仕組みです。
わかりにくいので、横から見た図を書きました。




ここで水が排出されます。テストでもちゃんと排出を確認できました。
写真のために見えるようにしてありますが、普段は劣化防止のために余っていた瓦をかぶせておきます。
自宅のリフォームしたときに業者が忘れていったのか、家の裏に大量の瓦が置いてあるんで、有効活用させてもらいます。
完成から今後の課題
とりあえず「水を穴に留めておく」という、最低限の条件まで完成しました。
ここまでの作業でほぼ丸一日です。途中、近所のおばあちゃんと竹を取りに行ったりしていましたが、朝から夕方まで池作りをしていました。ちなみに買い物は前日までに済ましていました。
今後の課題として、
- 土で濁った水の色を透明に
- 植物を入れる
- メダカを飼う
- 小川を作る
- 濾過の仕組みを作る
- 猫などの外敵対策
があります。まだまだやることがたくさんです。
まとめ
- ベントナイト(猫砂)でも池は作れた
- ベントナイト(猫砂)は8リットルで300円ほど
- 作業時間はほぼ丸一日
- 課題が盛りだくさん
とりあえず池を作って丸一日経ちましたが、水位に変動はありませんでした。たまたま大雨が降りましたが、オーバーフローを作っていたおかげで池が氾濫することもありませんでした。
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