【スコップが刺さらない!?】硬い地面でも簡単に穴を掘れる道具を紹介
お疲れ様です!カッチカチ地面の庭に穴を掘って池を作ったたけし(@takeshinonegoto)です。
この記事では「硬くて掘れない地面でも、簡単に穴を掘れる道具」について紹介します。
- 庭に池を作ろうとしている
- 穴が必要だけどどんな道具で掘れば良いかわからない
- 地面が硬すぎて、今持ってる道具じゃ掘れない
硬い地面でも、効率良く穴掘りができる道具の紹介
庭池のために穴を掘りたいけど、どんな道具を使えば良いんだろう?
とりあえず家にあるもので掘ってみたけど地面硬い!全然掘れない!
この記事を読まれている方の中には、すでに庭池のための穴を掘ろうとして「地面硬い!掘れない!」ってなっている方もいるかと思います。
僕も最初に掘ろうとしたとき、スコップじゃ全然掘れなくて途方に暮れた記憶があります。
スコップを刺しても「カチンッ」っていって掘れませんでした
そこでこの記事では・・・
- スコップを突き刺しても、カチンッていう庭の持ち主
- 2回庭に池を作った
- 30分程度で十分な量を掘れるようになった
という僕が、「硬い地面でも、簡単に穴を掘れる道具」を紹介します。
このくらいなら30分かかりません。
掘るための技術が向上したんではなく、道具が良いだけです。
池の規模で言うと、このくらい。
300(幅)×200(奥行)×50(深さ)cm
くらいはあります。
力に自信の無い方でも大丈夫!
その他池を作るための道具は「【庭池歴2年以上】庭に池を作る費用と維持費を徹底解説」で紹介しています。
おおよその予算も書いているので、だいたいどのくらいかかりそうか参考にしてみてください。
- 「池を作ろうかな」って考えてるときに読む記事
- 「池を作るぞ!」決めたときに読む記事
- 「失敗したくない!」という方が読む記事
【これがあればOK!】穴掘りに必要な道具
まずは穴掘りにどんな道具が必要なのかを紹介します。
その上で、具体的にどの商品がオススメなのか。どうやって選ぶのが良いのかって話をしていきます。
最低限必要|スコップとクワ
スコップとクワは必須ですね。
クワで柔らかくした土をスコップで運ぶ。この作業ができないと穴を掘れません。
注意したいのが、スコップは穴を掘る道具じゃなくて、土を運ぶ道具ということ。
あった方が良い|シャベルと三角ホー
シャベルは穴掘り自体にはほとんど使えません。細部の調整をする程度。
でも植物を植える作業で使うことになるので、穴掘りをする時点で用意しておけば良いです。
三角ホーは少々高い商品ですが、あると作業効率が格段に上がります。
「そもそも三角ホーって何?」って方が大半だと思うので、記事の後半で解説をします。
スコップ|掘った土を運ぶ
スコップで穴掘りは無理
「穴掘りと言えばスコップ!」ってなりそうですが、意外に掘れません。
陵南のセンター。「ビッグジュン」こと魚住でも無理です
柔らかい土ならともかく、固い地面だと無理です。
「カチンッ!」って音がするくらい無理です。
我が家のスコップは、冬に凍結した道路の氷を割る用の物なのでかなり丈夫ですが、それでも無理。
とにかく地面をスコップで掘るのは無理無理の無理。
穴を掘れなくても土を運べるスコップさん
穴を掘るのができなくても「掘り返した土を運ぶこと」はできます。
この用途ならスコップさん大活躍なので、必須アイテム入りです。
丈夫なタイプが良い
今回のスコップの目的は「たくさん土を運ぶこと」。
重い土をたくさん運んでも壊れないように、「先端が金属製かつ柄が木製」の丈夫なタイプが良いです。
プラスチックタイプは安くて軽いですが、重い土を運ぶと壊れてしまいます。
シャベル|細部の調整+植栽
穴掘りに使うなんてとんでもない
掘れないことは無いですが、小さすぎるので現実的ではないです。まさにとんでもない。
ただし、植栽(植物を植えること)をする上で、細かい作業に向いているのであった方が良い。
安物でOK
シャベルは別にどんなものでも良いので、安物でOKです。
ちょっと使ったらすぐ壊れるようなものじゃなければ良いので、ちゃんと金属製のものにしておきましょう。
無難なところでいくと、コチラの商品はAmazonのベストセラーになっています。
合わせ買いで2,000円以上購入しないといけないみたいですが、他の池作りの道具と一緒に購入すれば問題ありません。
クワ|硬い地面も狭く深く掘る
小さくても十分!僕も使いました
よく見かけるのが「クワ(鍬)」を使った方法。
地面を耕すための道具ですが、スコップに比べてかなり深く刺さるので穴掘りができます。
実際、僕も池を作るときはクワを使いました。
素材は鉄製がオススメ
素材は大きく2種類。ステンレス製か鉄製です。
ステンレス製は錆びないんですが、丈夫ではありません。
一方、鉄製は錆びますが丈夫です。
ステンレス製の方が軽いんですが、軽いことは必ずしもメリットではありません。
軽いということは、振り下ろしたときに地面に刺さりにくいということ。
結果として使っていて疲れるのは軽いステンレス製だったりします。
池の規模に合わせて購入
クワは両手で使う大きいサイズと、片手で使う小さいサイズがあります。
大きい物なら2,000円前後。小さい物は1,000円前後。
大きい物の方がよりたくさん掘ることができますが、家庭で作る池の規模なら小さい物で十分かと思います。
300(幅)×200(奥行)×50(深さ)cm
このくらいの池なら、小さいクワで十分です。
小さいもの↓
大きい物↓
三角ホー|硬い地面も広く深く掘る
三角ホーとは?三角形のホー(クワ)です
「なにこの面白い名前」ってなる方が8割の「三角ホー」。
知らない方も多いと思うので説明すると、先端が三角になっているクワのことです。
クワは英語でhoe(ホー)と言うんですって。(ほぉ~・・・)
三角ホーは破壊力がヤバい三角形ッッ
ふざけたネーミングとは裏腹にヤバい能力の三角ホーさん。
なにがヤバいかって先端の三角形部分。
切れ味がヤバい破壊力です。
- 地面をなでるだけでえぐれる
- 植物の根(太め)とか無視して進める
- 先端以外でも掘れる
家の近くに2メートルくらいの雑草が生い茂ってる場所があるんですが、そこで三角ホーをフルスイングしたら円形脱毛症みたいになりました。
それくらいキレッキレなんです。
オススメは野口式の物
三角ホーはもう定番メーカーが決まっています。
ズバリ「野口式」の物です。
でも「他のメーカーも知りたい」って方がいると思うので、一応書いておきます。
選び方として重要なのは以下の3点。
- 長さ130cm以上
- 材質が木製
- 切れ味が鋭い
①長さ130cm以上だと幅広い身長で使える
長さは130cm以上あれば良いです。
身長150cm以上ある方が使うなら、130cmは欲しいです。
ウチは嫁が身長155cmで僕が180cmくらい。
嫁はほとんど腰を屈めずに使い、僕は少しだけ屈んで使っています。
なお、伸縮調整可能な商品もありますが、調整部分がハードな作業に耐え切れず壊れるって話をよく聞きます。
ちなみに野口式の商品名に「240mm」と書いてありますが、これは先端部分の大きさです。
柄の長さが240cmじゃなく、先端の長さが240mm。僕は一瞬間違えました。
野口式は長さ133cmなので、身長150cmくらい~180cmくらいまで幅広く使えます。
材質は木製がオススメ
- 木製は重くて丈夫
- 振り下ろす力が不要なので、重い方が疲れない
- 木製は丈夫
- 野口式なら交換用の柄もある
材質は一般的に木製かアルミ製ですが、木製がオススメ。
木製の特徴は重いことと、ある程度丈夫であること。
重いと疲れやすく感じると思いますが、重い方が土に深く刺さりやすいので使いやすいと言われています。
実際に木製の三角ホーを使ってみると、軽く振り下ろすだけでしっかり地面に突き刺さりました。
身長155cmで力が強くない嫁でも、軽々と作業をしています。
さらに木製はアルミ製に比べて壊れにくいです。
さらにさらに言うと、野口式の場合は交換用の柄だけでも販売しています。
公式サイトにある↓の画像をクリックすると、取り付け方のマニュアルを見られます。
どうしても軽いものじゃないといけない!って方の場合は、アルミ製の野口式もあります。
ご高齢の方なんかも使う場合に、アルミ製を検討してみてください。
切れ味が鋭い物
切れ味は穴を掘る上で重要。
切れ味が悪いと、土の中で根っ子を切ることができないので穴掘りが進みません。
その点野口式の場合は、太い根っ子(直径2cmくらいとか)が出てきても軽く切れます。
だからガンガン除草作業ができて、ガンガン穴掘りができます。
ちなみに近所に住む農家歴数十年のガチ農家さんが、野口式の三角ホーを見て「これは・・・良いカネ(金属)使っとるなぁ・・・」とウンウン言ってました。
三角ホーを選ぶポイントをまとめると・・・
- 柄の長さは130cm以上が良い
- 柄の材質は木製が良い
- 切れ味が鋭い方が良い
という3点になります。
そして、切れ味の鋭さという点で圧倒的な性能を出している野口式がやっぱりオススメという結論になります。
なお、「野口式」は一番最初に三角ホーを考案したメーカーとして特許も取っています。
※参考:特許情報プラットホーム「実公昭46-037461」(特許庁)
(余談)穴掘り以外の用途|雑草除去に最強の助っ人
余談になりますが、三角ホーの穴掘り以外の用途についても触れておきます。
おそらく池を作ろう!って方ならある程度広い庭をもっているはず。
そんな方に穴掘り以外の用途としてオススメなのが、雑草除去。
雑草除去って大変なんですよね。僕は以下のような理由で好きじゃありません。
- 草むしりをしてもすぐ生えてくるからやる気が出ない
- 根っ子ごとむしるのは難しい
- 座って作業するのがつらい
除草剤を使えば良いのでは??
池で生き物を飼ってたり、育ててる植物があるから使いにくいんです・・・
こんな悩みを抱えていましたが、三角ホーが最強の助っ人になってくれました。
野口式は地面をゴッソリえぐることができるので、雑草を根っ子から刈り取ることができます。
こんな感じで刈り取るのに、力がほぼ不要。
しかも地面をなでるように動かすだけで掘れるので、広範囲を一気に作業可能。
また、柄が長いため座らずに作業ができ、身体の負担減。
数分間の作業で効果があるので、平日の仕事終わりに1週間ほどがんばるだけでも効果アリ。
- 薬剤を使わないので、池の生体に影響なし
- 育てたい植物だけ残すことも可能
- 根っ子ごと刈るので、雑草の生えてくるペースが遅くなる
- 作業に力がいらず、身体の負担が少ない
池の穴掘りついでに購入しておくと、雑草の無い綺麗な景観の庭池を作れるようになります!
せっかくの池付きの庭がジャングルになる前に、雑草を刈り取って過ごしやすい庭にしましょう!
まとめ|硬い地面でも簡単に穴を掘れる道具を紹介
- 必要|スコップ
⇒土を運ぶ - 必要|クワ
⇒硬い地面も狭く深く掘る - あった方が良い|シャベル
⇒細部の調整+植栽 - あった方が良い|三角ホー
⇒硬い地面も広く深く掘る
スコップとクワさえあれば穴掘りはできます。最悪これだけでも十分。
「池を作る」という前提なら、細部の調整や植栽のためにシャベルがあっても良いです。
シャベルは安物でOKです。
多少予算に余裕があるのなら、三角ホーがあるともっと楽に作業できます。
池周りの雑草除去でも大活躍なので、雑草に悩んでいる方にもオススメ。
その他池を作るための道具は「【庭池歴2年以上】庭に池を作る費用と維持費を徹底解説」で紹介しています。
おおよその予算も書いているので、だいたいどのくらいかかりそうか参考にしてみてください。
- 「池を作ろうかな」って考えてるときに読む記事
- 「池を作るぞ!」決めたときに読む記事
- 「失敗したくない!」という方が読む記事