【庭池歴2年以上】庭に池を作る費用と維持費を徹底解説
お疲れ様です!ベントナイトで池を作って1年以上生活をしたたけし(@takeshinonegoto)です。
この記事では庭池作りに必要な道具について紹介します。
- 今から池を作ろうと思っている
- 予算がどのくらいあれば良いのか心配
- 実際に庭池を作って判断した、必要な道具と費用の紹介
- 各道具を「必須」「あると良い」「無くても良い」の3視点で紹介
- 維持にかかっている金額を解説
庭池作りってまだまだ情報が少ないと思うんです。
必要な道具についてもあんまり細かく触れていないような感じ。
どのくらい予算が必要なのかピンと来ない・・・
僕は見切り発車で始めたので予算を気にしませんでしたが、最初からわかっていたら行動も違っていたかも・・・
そこでこの記事では・・・
- ベントナイトの池を作って1年以上生活
- その他の池も含めると2年以上
という僕が、「実際に庭池を作って判断した必要な道具と費用」を紹介します。
この記事を見ていただければ、池作りのおおよその予算を立てられるようになります。
予算を立てられれば、使う機材のグレードを変えることもできます!
記事中では「ベントナイトの池」という前提で紹介しています。
しかし、道具の大半はベントナイト以外の池でも使いまわせるので、他の池を作る方も安心してください。
- 「池を作ろうかな」って考えてるときに読む記事
- 「池を作るぞ!」決めたときに読む記事
- 「失敗したくない!」という方が読む記事
庭に池を作る費用と維持費|おおよその予算
庭に池を作る費用
- 最低限必要な道具をすべて持っていない
- 水を溜めて循環させるところまで作る
- すべてAmazonで購入
- セールではなく定価で購入
上記の前提で考えると、必須なものだけなら約13,000円になります。
あった方が便利なものを加えると、約19,000円。
さらにいくつか植物や生体を導入すると、約23,000円。
庭石・灯籠・屋根・生体といったレイアウトにこだわり、道具も便利な工具を揃えた場合は、約78,000円
便利な工具なんかは、他のDIYに使いまわせます!
庭池の維持費
- 水は雨水タンクを使用
- 水中ポンプはソーラーパネル式を使用
- 生体にこだわり無し
- 生体への餌は虫
上記の前提は実際の僕の池の話なんですが、この場合は維持費ほぼ0円。
しいていうなら、ベントナイトの壁が少し崩れた際に補強する程度。これも庭池を作るときに使ったベントナイトのあまりを使っているので、追加での費用はほぼ無いですね。
だから庭池の維持にかかるお金は、ほとんど心配しなくて大丈夫です。
池を作るお金に比べたら端数みたいな金額です
商品購入は専門店|charm(チャーム)がオススメ
この記事を見て「商品を購入しよう!」って思う方がいるかもしれないので、先に大事な事を書いておきます。
商品購入をする際は、専門店としてcharm
観賞魚自体やその飼育に使うもの、池を作るための土や一時避難場所となるトロ舟など、このブログで紹介する商品の大半は専門店として扱っています。
ぶっちゃけ土とかトロ舟だったら、Amazonや楽天で買った方が送料の関係で安いです。
でもメダカや金魚などの生体や、水草の場合は配送方法が雑だと弱ってしまったり、最悪死んでたり枯れてたりすることが心配じゃないですか?
その点charmここまで丁寧に梱包・配送をしてくれます。しかしそれでも死んでたり枯れていた場合、保証として返金等々の対応をしてくれます。
ここまでしてくれるなら、たしかに安心かも!
Amazonを超えるくらい商品ラインナップが豊富なので、まだ池や観賞魚のことに詳しくない方はとりあえず公式サイトを物色してみるのも良いです。
「へー、こんな商品もあるんだ」っていう発見があります。
庭池を長く楽しむつもりであれば、今後の購入に利用することをオススメ。
もちろん、Amazonや楽天のように購入の際にポイントが付くサービスや、定期的なセールもあります。
地面を掘るもの
まずは地面を掘る!
掘るときも道具によっては労力が全然違ってきます。
実際に作業をしたときのことは以下の記事に詳細を書いています。
▶️ベントナイト(猫砂)で作った粘土が漏水しないかテストしてみた
ここでは簡単な説明をしていますが、より詳しく知りたい方は「【スコップが刺さらない!?】硬い地面でも簡単に穴を掘れる道具を紹介」もご覧ください。
「土が硬すぎて掘れない」を解決する道具を紹介しています。
シャベル|必須
- 細かい調整や植物を植えるのに使用
- 安物でいいから1本は欲しい
掘るものの定番。
これだけで池を作るだけの穴を掘ることは当然不可能でした。
ただ、細かい部分の調整や植物を植えたりする際に活躍しました。
どんなものでも良いので、1本はあった方が良いです。
スコップ|必須
- 掘ることはできない
- 土を運ぶのに使用
次にスコップ。
これがあれば大丈夫だろう。と思っていましたが意外に掘れませんでした。
我が家のスコップは冬に地面の氷を割る用の物。
かなりしっかりした物なんですが、地面を掘るには向かないみたいでした。
ただ、掘り起こした土を運ぶ際には大活躍したので、1本はあった方が良いです。
クワ|必須
- 最終的にこれで掘った
- ベントナイトを混ぜる際にも使用
最終的にクワを使いました。
結構疲れますが、だいたい30分くらいで池を作るのに十分なくらい掘ることができました。
掘る以外にも、ベントナイトを混ぜるときにもちょうど良いサイズでした。
三角ホー|あると良い
- ビックリするほど掘れる
- 雑草除去で大活躍
池を作った後に購入したので実際には使ってないんですが、とても良い商品なので紹介します!
三角ホー?なにそれ?
聞いたこと無い人もいると思うので、簡単に説明します
本来は畑作業で使うもの。
地面を広範囲で掘り起こして、畝(うね)という土の山を作るのに使います。
先端が鋭利になっており、地面をこするだけでガッツリえぐることができるんです。
三角ホーのすごいのは、その威力。
スコップを刺すと「カチン!」っていって掘れない地面でも、サクサクいけます。
しかも、その際に雑草を根っ子ごと刈り取れる!
池を作るときの掘り起こし作業はもちろん、池を作った後に周囲の雑草を除去するのにも大活躍です。
もし購入するなら、少し高いものをオススメします。
先端部分の精巧さが重要なものなので、微妙な商品を買うと上手く地面を掘れないようです。
ちなみに僕が使っているのは「野口式万能両刃鎌」というもの。
ガチ農家のおばあちゃんに褒められた商品です。
地面を掘るための道具について、詳しくは「【スコップが刺さらない!?】硬い地面でも簡単に穴を掘れる道具を紹介」もご覧ください。
「土が硬すぎて掘れない」を解決する道具を紹介します。
池の型を作る
地面を掘ったら池の型を作ります。
簡単に作業内容を解説すると、以下の通りです。
- 土と水とベントナイトを混ぜる
- ハンバーグのようにこねたら、堀った土に貼っていく
詳しい作業内容は以下の記事をご覧ください。
▶️ベントナイト(猫砂)で作った粘土が漏水しないかテストしてみた
ベントナイト(猫砂)|必須
猫砂の中にはいろんな種類がありますが、コチラの商品を使用してください。
トイレで流せる猫砂とかも売られていますが、池を作る上で重要なのは・・・
- ベントナイトが多く含まれていること
- ベントナイト以外の成分が少ないこと
の2点です。
しかし抗菌剤が含まれているのが少し嫌なので、実際にメダカなどの生体を入れる際は水を何度か入れ替えています。
でも抗菌剤があると生体に悪影響がありそうで怖いなぁ・・・
そんな方には、抗菌剤の入っていない猫砂もあります
もし、抗菌剤が無いものを使いたい場合は、コチラの商品を使用してください。
少し割高ですが、抗菌剤の代わりに活性炭が入っています。
活性炭なら池にとってデメリットがありませんね。(むしろ水質改善効果があります)
赤玉土|必須
赤玉土はベントナイトと混ぜることで、防水性のある土になります。
これを池の壁や底に貼り付けることで、池に水を溜めれるようになるわけです。
土なら地面を掘り起こしたときのを使えば良いのでは?
実は僕は赤玉土を使いませんでした。
代わりに地面を掘り起こした際の土を使いましたが、それで後悔をしたので赤玉土をオススメします。
なぜ後悔したかと言うと「雑草の根が入っており、池の中から雑草が生えてきてしまったから」です。
せっかく綺麗に仕上げても、雑草が生えてくるのが辛かったです。。。
もし僕がもう一度ベントナイトで池を作るなら赤玉土を使います。
雑草が混入することもないので。
混ぜるための入れ物|必須
土とベントナイトを混ぜる際の入れ物です。
混ぜるだけなんで何でも良いのですが、丈夫なものをオススメします。
僕は衣装ケース(丈夫じゃない)を使ったんですが、何度か使っている内に割れてしまいました。
土とベントナイトはしっかり混ぜないといけないので、結構力がいります。
クワを使って混ぜていたんですが、見事に衣装ケースに突き刺してしまいました。。。
丈夫な入れ物であれば、池を作った後にメダカなどの飼育をする上でも再利用できます。
メダカは成魚が稚魚を食べてしまう生き物。繁殖を考えているなら、分けて飼育することも必要です。
もし適当な入れ物が無い場合は、コチラの商品のような丈夫なものをオススメします。
池の屋根
屋根はあったら良いなという程度です。ウチの池は屋根がありません。
屋根があれば大雨で池の壁が崩れることも無いのかなぁと思いつつ、そこまですることじゃないかなと放置しています。
もし、屋根を作るというなら以下の動画が参考になります。
以下、動画内で使っているものを簡単に紹介していきます。
波板|無くても良い
波板は屋根の本体になる部分。
実はいろんな種類の素材があり、紫外線を通さないものなんかもあります。
池で使う上では紫外線も欲しいので、単に透明なものを使えば良いでしょう。
波板切りハサミ|無くても良い
波板を切る専用のハサミ。
池のサイズに合わせて切るときに使います。
波板ビス|無くても良い
波板を木材に固定するとき専用のビス。
波板の形状に合わせて使えるようになっています。
キリ|無くても良い
一般的なキリ。
波板ビスを使う場所に下穴を空けるときに使います。
電動ドリル|無くても良い
波板ビスを回すための電動ドリル。
電動ドリルを使わない場合、上手くビスを締めきれなかったりするので1台はあった方が良いです。
そんなにたくさんDIYをしない方なら、とりあえず安物で試してみても良いかも。
ちなみに僕が使ってるのはコチラの商品。
もう少しグレードの高い商品もありますが、このブログで紹介しているDIYなら十分な性能です。
ちなみに楽天でしかやっていませんが、レンタルもあります。
電動ドリルは屋根を作るとき以外でも使います。
あると便利というか、無いと困るレベル。ぜひ1台は用意しておきましょう
池のレイアウトに使うもの
ナガバオモダカ 石や砂利を置いた池
池のレイアウトに使うものは、専門店であるchamに良質なものを品揃え多く用意されています。
特に池の中に入れるものは水質に影響します。なるべくcharmで購入した方が安心です。
石|無くても良い
石は池の中や周りに設置します。
僕は庭にあった石を中心に使ったのでサイズや種類がちぐはぐですが、購入すれば良質なものをたくさん使えます。
特に池に入れる石の中には、見た目だけでなく水質改善効果があるものも。
細かい穴が多い石は、バクテリアの繁殖を助けて水質改善につながります。
コチラの商品はまさに水質改善効果が期待できるもの。
池の周りに置く石なら以下のような商品があります。
流木|無くても良い
アクアリウムと言えば流木。
僕は自分で拾ってきて水に入れるための処理をしましたが、なかなか大変です。
しかも売ってるもののような、いびつな形のものは少ないです。
植木鉢|無くても良い
植物を育てる際、ベントナイトの池なら地植えが可能です。
でも繁殖力の強い植物を育てる際は植木鉢を使わないと、池のいたるところから生えてくることになります。
ナガバオモダカを地植えしたら、毎年山ほど生えてくるようになりました
「それはそれで良い!」って方なら地植えをしてください。
でも、「ここにしか生えて欲しくない!」って想いがあるなら植木鉢を使いましょう。
既製品|無くても良い
自然のものじゃないですが、既製品にもなかなか面白いものがあります。
例えば和風な池なら、灯籠が定番ですね。
池周りじゃないけど、ウチにもあるものも存在感たっぷりです。
変わり種ならジブリプランターというものもあります。
池に使う水
池に使う水はたくさん必要。
一回入れたら終わりではなく、水替えや蒸発などで定期的に使うことになります。
ここでは池に使う水に関する道具を紹介します。
雨水タンク|あると良い
雨水タンクは雨水を貯蓄しておける商品。
僕が使っているのは100リットル入るもので、少し強めの雨が降ればすぐに溜まります。
フロートバルブ|無くても良い
池の水位を調整するための装置。
仕組みが難しいんですが、水道管に繋げたこの商品を貯水槽に沈めることで、水位の低下時に自動で水道管から水が出るようになります。
ただ、僕の場合は雨水タンクの水圧が弱すぎたのかダメでした。雨水タンクでも成功した際には、改めて記事にしたいと思います。
▶️雨水タンクから自動的に補給する仕組み。フロートバルブを付けてみた
ベランダゴーヤ研究所というサイトの以下の記事を参考にした方が良いです。
カルキ抜き剤|無くても良い
カルキ抜き剤は水道水から生体にとって有害な成分を抜く製品。
水道水にはメダカなどの生体に害のある成分があるため、すぐに使うことはできません。
数時間は外気に晒し、害のある成分が抜けてくれるのを待ちます。
屋外でのカルキ抜きにかかる時間は約6時間以上と言われています。早くカルキを抜きたいなら、屋外かつ太陽の光を当てることで水温が上がってカルキが早く抜けるようになります。
引用:水道水の正しいカルキ抜きの方法とは!要する時間などをプロが徹底解説!
そんなに待ってられないよ!
そんなときにはカルキ抜き剤を使います
カルキ抜き剤を使えば、すぐにとは言いませんが生体に有害な成分を抜くことができます。
僕は雨水タンクからの水しか使わないのでカルキ抜き剤は使っていませんが、水道管から給水する予定の方は用意しておくと良いですね。
循環・オーバーフロー装置を付けた貯水槽
貯水タンク内の仕組み 池全体の図
池の水位調整や水質管理をするには、池から繋がる貯水槽があると便利。
池の中で循環装置やオーバーフロー装置を付けようとすると、以下のようなデメリットがあります。
- レイアウトに人工物が入ってしまう
- 装置を置く分、場所を取る
- 魚がぶつかったりして、装置がズレる
- ゴミが入って装置が壊れる
魚が泳いだり水草を飾ったり、鑑賞を楽しむレイアウトを展開するのは池。
水位や水質の管理は貯水槽。
両方ともの役割を池に入れるのはデメリットが多いんです。
ピッチャーもキャッチャーも任される野球選手はいないですよね
そんな貯水槽を作るための工程は、以下の記事を参考にしてください。
▶️ソーラー式水中ポンプと貯水タンクで自作の庭池に水の循環装置を作成!
貯水槽の本体|必須
まずは貯水槽の本体。
「雨水桝」という名称をAmazonで調べると既製品が出てきます。
こういった商品を使われるのも良いと思います。
一方、僕はプラスチック製のペール缶をたまたま持っていたので、再利用しました。
たまたま円柱状のものがあったので使いましたが、加工をする上では平らな面がある四角柱型の方がオススメです。
フタ付の商品を使ってください
チューブ|必須
チューブを使って、水が通るようにします。
チューブが太すぎると、飼育している生体が貯水槽に入り込んでしまいます。
しかし、細すぎると「貯水槽⇒池」より「池⇒貯水槽」の水の方が少なくなってしまい、貯水槽がカラになってしまいます。
何度か試してみましたが、結局2~3本の内径8~10mmのチューブを使う方法に落ち着きました。
チューブを貯水槽に繋げるときは、パテを使います。
チューブと貯水槽の間から水が漏れることを防げます。
電動ドリル|必須
貯水槽に穴を空ける際には電動ドリルが便利。
コチラの商品はドリル自体の使い勝手は良いとは言えません。しかしビット(ドリルの先端に付けるパーツ)がたくさん付いたセットです。
だからDIYに初めて挑戦する初心者で、ビットをまだ持っていない方だとありがたいセットですね。
ちなみに僕が使ってるのはHiKOKIの電動ドライバー。
このブログで紹介しているようなDIYであれば十分な性能を持ちつつ、比較的安価で使いやすい電動ドライバーです。
軽くてバッテリー持ちが良いので、ちょっとした作業ですぐ使えて良い感じです
ただし、ビット(ドリルの先端に付けるパーツ)が付いていないので、持っていない方は合わせて購入してください。
今回のDIYしかやる予定が無いって場合は、レンタル工具もアリです。
僕が持っている電動ドライバーの5分の1の金額なので、だいぶお得です。
こちらもビット(ドリルの先端に付けるパーツ)が付いていないので、別途購入が必要です。
一応紹介しておきますが、安さ重視で手動という方法もあります。
やったことがないのでどれくらい大変かは不明ですが、力自慢の方なら検討してみてください。
水中ポンプ|必須
水中ポンプは水に流れを作る際に使用。
綺麗な池を作る上で流れは必須。流れが無い場合は以下のようなデメリットがあります。
- 生体の飼育が困難
- 水が腐りやすい
- ろ過ができない
池を作る上で水の流れは必須。そして水の流れを作るには水中ポンプが必須です。
つまり水中ポンプは必須アイテム!
水中ポンプには電源タイプとソーラーパネルタイプの2種類があります。
庭に電源がある場合は電源タイプ。無い場合はソーラーパネルタイプを使うと良いです。
電源タイプの水中ポンプ
電源タイプであれば以下の商品が無難なところ。
電源タイプである時点でパワーはまったく問題ありません。
加えて静音仕様であるため、池が出す水の音を邪魔しません。
パワーがあるとできるレイアウトの幅が広がります
ソーラーパネルタイプの水中ポンプ
ソーラーパネルタイプは似たような商品が多数あるので、一覧でまとめておきます。
ちなみに我が家は電源が無いので、ソーラーパネルタイプを使っています。
選び方や目的別のオススメ品の解説は長くなるので、「【庭池歴2年が選び方を解説】オススメのソーラー式水中ポンプ4選!」でまとめています。
ソーラーパネルタイプの購入をする際は参考にしてください。
屋外飼育でも越冬できる水草と生き物
アマゾンフロッグピット ナガバオモダカの花 メダカ
せっかく池を作るなら、何かしら水草や生き物を飼育したいですね。
しかし屋外飼育となると越冬できるかどうかが心配なところ。
ここでは・・・
- 庭池を作って2年以上経つ
- 豪雪地帯(雪日数ランキング10位)の石川県に住む
という僕が実績をもとに越冬できた水草や生き物を紹介します。
豪雪地帯でも安心して選べる水草や生き物を紹介します
詳細を書くと長くなるので、この記事では簡単な紹介だけをしています。
屋外飼育で越冬できる水草や生き物の特徴、飼育方法、飼育に使う道具やオススメの書籍は「【屋外飼育】豪雪地帯の庭池で越冬できた水草と生き物を紹介」で解説しています。
水草や生き物は、数量によって金額がバラバラです。
表記している金額は、Amazonで検索して出てきた商品の金額を書いています。
実際に購入される際は人によって数量が異なるので、ここに書いた金額は参考程度にしてください。
越冬できた水草|無くても良い
- アマゾンフロッグピット:900円
- マツモ:530円
- ナガバオモダカ:817円
実際に越冬できた水草がこちらです。
特にナガバオモダカは水質改善の役に立つのでオススメ。
越冬できると言われている水草|無くても良い
- 睡蓮(温帯性):981円
- アナカリス:480円
こちらは実際に育てたことがありませんが、一般的に越冬できると言われている水草です。
割と定番の品種で、越冬できなかったという話はあまり聞きません。
越冬できなかった水草|無くても良い
ホテイアオイ:798円
こちらは越冬できると言われていますが、実際に育てたところ越冬できなかった水草です。
調べてみると、雪や霜が付くと枯れてしまうとのこと。
対策するには、ラップなど透明なものでフタをすると良いそうです。
たしかに僕は雪にあたるような環境で育てていました
越冬できた生き物|無くても良い
- メダカ:1,250円
- ハヤ:非売品
- ミナミヌマエビ:1,150円
メダカやミナミヌマエビは定番の生き物。割と簡単に越冬できる品種です。
ハヤは川魚で、近所の川で採取しました。
ペットショップでは「ハヤ」ではなく「オイカワ」という名称で売られていることがあります。(厳密には違う品種ですが、かなり近い仲間です)
越冬できると言われている生き物|無くても良い
- 金魚:1,805円
- 貝類
- ヒメタニシ:580円
- 石巻貝:540円
実際に飼育をしていませんが、一般的に越冬できると言われている生き物たち。
貝類はともかく、金魚は一応越冬のやり方が定まっています。
屋外飼育での冬場は冬眠してもらう必要があります。冬眠をする際は以下のようにしてください。
冬眠に入れると決めた日の2、3日前から餌を完全に止めてしまい、最後に水換えをして、以後は、翌年春になって温かくなるまで(平均気温が10℃を超えるようになってきた時を目安)餌は与えないようにし、水換えも行わないようにします。
引用:はじめての金魚の繁殖宝実の金魚シリーズ
屋外飼育で生き物を育てるのに使うもの|無くても良い
- トンボ避けの網:1,899円
- 餌:398円
- 生き物をすくう用の網:660円
- PH測定器:1,699円
- 冬だけの屋内飼育用水槽:6,561円
- 横から観察するカメラ:13,800円(レンタルなら4,000円程度)
トンボ避けの網や横から観察するカメラなんかは、屋外飼育ならではの道具。
餌やPH測定器は屋内であっても使うものですね。
また、どうしても越冬できない品種を飼育したい場合は、冬だけ屋内飼育する水槽を使うのもアリ。
各道具の細かい使い方は「【屋外飼育】豪雪地帯の庭池で越冬できた水草と生き物を紹介」で紹介しています。
まとめ|庭に池を作る費用と維持費を徹底解説
- 必須なものだけなら約13,000円
- あった方が便利なものを加えると約19,000円
- いくつか動植物を導入すると23,000円
- お金をかけてレイアウトや道具にこだわると約78,000円
かなり金額の幅があるので、高いとも安いとも言いにくいです。でも個人が手を出せない金額ではないですよね。
特にレイアウトなんかはやっている内に欲しくなったりします。最初から揃えておくというより、次第に揃っていくってイメージ。
大半の道具はベントナイトの池じゃなくても使えるものなので、安心してお金をかけて大丈夫です。
道具を揃えて、素敵な庭池ライフを楽しんでください。
「道具の購入も済ましたから、さっそく池を作りたい!」という方は「【ベントナイト】庭池の作り方を丁寧に解説【失敗談と反省点】」を参考にしてください。
数々の失敗を踏まえて、庭池を作る方法を6ステップに分けて解説しています。
- 「池を作ろうかな」って考えてるときに読む記事
- 「池を作るぞ!」決めたときに読む記事
- 「失敗したくない!」という方が読む記事