費用0円でDIY!材料空き缶!ウッドガスストーブを自作したら1時間で完成した

2017年11月19日

ウッドガスストーブの原理

ウッドガスストーブに興味のある人。

低予算で簡易コンロを作りたい人。

家にあるものでウッドガスストーブを自作したら、1時間で完成したので、やり方をご紹介します。

 

どうも!お疲れ様です。たけし(@takeshinonegoto)です。

今回はウッドガスストーブというものを作ってみました。

ウッドガスストーブというのは木材を燃やしたときに出る可燃性ガスと、温められた空気による上昇気流を利用して、二次燃焼という現象を起こすストーブのことです。

ストーブと言っても、家の中で使う暖房器具というよりは、キャンプやBBQなどのアウトドアで使うコンロのようなものです。

簡単に作ることができるため、アウトドア好きの方の間で人気があります。

 

僕の場合は、流木のアク抜きに使います。

流木は水槽に入れる際に、色々な事情からアク抜きが必要と言われています。

ガスコンロを使ってもイイんですが、できればガス代のかからないような方法がイイなぁと思って、ウッドガスストーブを作りました笑

流木のことについてはコチラの記事で詳しく触れています。

 

ではいつも通り、まずはコチラの動画でDIYの様子をご紹介します。

 

という感じで出来上がりました!

それでは詳細のご紹介をしてみます!

—-追記—-

有識者の方に教えていただきましたが、外缶と内缶の間の上部にフタをして、上昇気流が外に逃げないようにする工夫が必要でした。そうしないと、うまく二次燃焼が起こらないみたいです。

というわけで、急遽外内缶の淵を折り曲げてフタをしました。そしたら、ちゃんと二次燃焼をするウッドガスストーブになりました!

ウッドガスストーブを使って、流木の焼き加工をやってみました。乾いた枝を入れると、勢いよく燃え上がっています!

 

ウッドガスストーブの2次燃焼する瞬間がわかる動画が撮れました。

 

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[PR]この記事にはプロモーションが含まれることがあります

かかった時間・使用した消耗品・使った工具

時間

穴あけ・・・1時間

作業はほぼ缶に穴を空ける作業です。

消耗品

空き缶(スチール)×2個

なお、スチール缶よりもアルミ缶の方が融点が低いので、劣化が早いと思われます。

我が家では海苔の入れ物が全部スチール缶でした。

 

トマトの缶詰なんかも家庭では手に入りやすそうですね。どうしても家庭の中で手ごろな缶が見当たらない場合は、100均に行きましょう!スチール製の貯金箱使いかけの天ぷら油などを入れる缶が売っています。

 

工具

  1. 釘(今回は穴あけ目的なので、工具としてカウント)
  2. カナヅチ
  3. ペンチ
  4. 缶切り

 

失敗したこと

今回は失敗が無かったんじゃないかと思うくらい上手くいきました!

強いて言えば、思いついた日から連日雨が続いているので、実際に火をつける機会がなかったということでしょうか?笑

「追記」でも書いていますが、内缶と外缶の間にフタをしなかったことが失敗と言えます。このフタをしないと、せっかく発生した上昇気流がすべて缶の外に逃げてしまいます。フタをすることで、内缶の上部に空けた穴に入るようになります。

 

加工作業

以下で加工作業の詳細を説明していますが、その中で「内缶」「外缶」という単語を使っています。

これは内側の缶と、外側の缶という意味です。

 

外缶の底くり抜き

動画の0:36~

普通の缶切りで行いました。

この穴に内缶を入れることになります。

くり抜いた後は、手を切りやすい状態になっているので、注意が必要です。

 

—-追記—-

ここで缶のフタをすべて取らずに、内缶が入るギリギリの大きさにカットすることをお勧めします。そうすることで、内缶と外缶の間にフタをすることができます。

特に変わったことをしていませんが、最近缶切りで缶を空ける機会が減ってないでしょうか?

世代によっては、缶切りを使ったことが無い方もいるかもしれません。

そんな方はコチラの動画で、缶切りの使い方を見ておいてください。僕の動画じゃないですが、今回使ったものと同じタイプの缶切りで説明されています。

 

外缶底のフチ曲げ

動画の1:00~

内缶との大きさが合っていないので、そのままだとガバガバになります。

外缶のフチを曲げて、内缶が固定されるようにします。

まずは、ペンチでひねります。ある程度ひねった後は、カナヅチを使ってさらに曲げます。

何回か叩いて曲げた後は、そこから左右に広げるように叩くと曲げやすいです。

 

外缶の穴あけ(下部)

動画の3:20~

通風孔として外缶の下部に穴を空けます。

釘とカナヅチを使って穴を空けます。空けた後は、ペンチでグリグリすると穴を広げられます。

釘で空けた穴に対してペンチが大きすぎる場合は、缶切りなどを使って先に穴を広げておきます。

外気を取り入れる場所なので、他の穴よりも大き目にしてあります。

 

内缶の穴あけ(底)

動画の2:00~

釘とカナヅチを使って通風孔として穴を空けます。

底の部分は平らなので、釘を打つのは簡単です。特に空ける場所や間隔に決まりはありませんので、自由に空けてOKです。

今回は70個ほど穴を空けています。

 

内缶の穴あけ(下部)

動画の2:52~

缶切りで切れ込みを入れます。

場所的に普通の缶切りの使い方で十分切れ込みを入れられます。

切れ込みを入れた後は、ペンチでグリグリすると穴を広げられます。

ぐるっと一周すればOKです。

 

内缶の穴あけ(上部)

動画の2:24~

場所的に釘で空けるのは難しかったので、缶切りを使いました。

普通に缶切りを使っても空けられませんが、グリグリとねじ込むことで切り込みを入れられます。

切り込みを入れた後は、ペンチでグリグリすると穴を広げられます。

ぐるっと一周穴を空ければOKです。

 

まとめ

  1. かかった時間・・・1時間
  2. 消耗品の金額・・・0円!

 

今回はすごく簡単なDIYでした!

1時間でできた上に、消耗品としてかかった費用も0円です!

使った工具も、ほとんど一般家庭にあるようなものじゃないでしょうか?

消耗品0円ということは、買い出しの時間もいりませんでした。

 

実際に使ったときの様子は、今後別記事としてまとめておきます。

そちらも是非ご覧ください!

→流木の焼き加工をウッドガスストーブでやってみました!

他にもウッドガスストーブを使った動画を公開しています。下記のリンクから他の動画も見れるようになっています。

気に入っていただけたら、グッド評価や、チャンネル登録をよろしくお願いします!

 

「ウッドガスストーブ」以外に「ロケットストーブ」「TLUDストーブ」というものもあります。

似たような名前ですが、原理も使い方も全く異なります。「ロケットストーブ・ウッドガスストーブ・TLUDストーブ:原理が全然違います。」でそれぞれの特徴や活躍できる場面をまとめています。

使用用途に合わせて最適なものを作ってみてください。

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