竹に穴を空けるだけ!簡単に作れるペンダントライトのシェードの作り方とコツ
どうも!お疲れ様です。たけし(@takeshinonegoto)です。
近所の方からもらった竹で照明を作ってみました。材料が竹のみなので、材料費0円!ちなみに照明の傘の部分をシェードと言います。このシェードを自作してみます。
輪切りにした竹に穴を空けるだけの簡単なDIYです。使用した道具、作り方、失敗談やコツをまとめましたので、これから作る方は参考にしてください。
照明DIYをするときに注意したいことなんかはコチラの記事にまとめておきました。
完成形
完成したものがこちらです。電気を付けていない状態だとかなり地味です。
上からみるとこうなっています。ちょうど竹の節に付いている壁を、照明本体を引っかける部分に使っています。
電気を付けるとこんな感じです。
穴からこぼれる光が幻想的ですね。明るさよりも雰囲気を楽しむ感じの照明になっているので、置く場所を選ぶ感じです。
僕は玄関に設置しました。
材料と工具
- 竹(もらいもの)
- ドリル
- ドリルの先端(ビット)を大小いくつか
- ノコギリ
工具としては用意しておくものがありますが、材料自体は竹だけなので0円でした。
なお、竹はたくさん生えているからと言って勝手に持っていくことはNGです。持ち主の方に連絡をして、いただいても良いか確認しましょう。ほとんどの方は持て余しているので、いただけると思います。
作り方
竹の切り出し:節の場所に注意
まずは竹をシェードの大きさに合わせて切り出します。
ポイントとしては
- 節が電球本体に引っかかるように
- 電球本体が竹の中央にくるように
の2点です。
竹の中には「節」と言う仕切りのようなものがあります。今回は節を利用して電球を竹に引っかけています。
そのため竹の中央に電球がくるように節の位置を調整する必要があります。
ちなみに竹を切るには専用のノコギリがあります。僕は普通のノコギリで切りました。
竹に模様を付ける:ドリルで穴を空けるだけ
竹に模様を付けるために穴を空けます。
この辺は完全にセンスの世界ですね。デザインに自信のある方はアイディアを自由に表現すればイイと思います。
そうでない方の用のポイントとしては
- 穴の大きさを5パターンくらい用意しておく
- 穴で丸や波線を表現すると無難
の2点です。
こちらも竹専用のドリルの先端がありますが、無い方は木工用のものを使いましょう。丁寧にやらないと竹の皮も一緒にめくれてしまうので要注意です。
仕上げ:汚れや木くずを洗う
デザインが完成したら仕上げとして竹を洗浄します。
穴を空けたときの木くずや、泥が付いているので水洗いで綺麗に落とします。そのまま風通しのイイところで乾かせば一旦完成です。
ただ、このままだと竹が傷んで劣化してしまいます。そこで竹の痛みの原因となる油を抜く工程があります。
油を抜くには、火で炙ったり、熱湯でゆでる方法があります。色艶を保つことができるので、自信作ができたらやってみるとイイですね。
照明の長さの調整
竹の中央に電球がくるように調整します。
照明本体のヒモが長すぎる場合には、調整が必要です。調整の方法として簡単な方法がコチラのサイトで紹介されています。画像と動画の両方で説明されていて、とても分かりやすいです。
便利な方法なので、覚えておくとイイですね。
ドリルで綺麗に穴を空けるコツ
ドリルで穴を空けていると、何度か竹の皮がめくれてしまいました。照明を点けていれば気になりませんが、消したときに見栄えが悪くなります。
大した話ではないですが、皮がめくれないようにするコツを載せておきます。
皮がめくれないようにするコツは、ドリルを回しながら竹から抜くことです。ドリルを止めてから抜くと、竹の繊維が引っかかって皮が剥がれてしまいます。
まとめ
- 和風のランプシェードを作成
- 材料は竹のみ
- 製作時間は1時間ほど
- 竹の皮がめくれないように穴を空ける
近所の人から竹を貰えたので作ってみました。竹藪を持っている人は竹の扱いに困っている人が多いので、声をかけると案外すんなりもらえると思います。
ただし、勝手に持っていくのだけはNGなので気を付けてください。
これからやってみよう!という方は、まずコチラの記事を読んで準備をしていただくと、イメージをつかみやすいです。