【費用公開】ピザ窯DIYとピザ焼きに必要な道具一覧
お疲れ様です!週末になると自作のピザ窯でピザを焼いてるたけし(@takeshinonegoto)です。
この記事では、「自作のピザ窯でピザパを楽しむ際に使う、道具と費用の紹介」をします。
- ピザ窯を作るかどうか検討してるけど、値段が気になる
- 家族でピザパを楽しみたいけど、BBQとかアウトドア初心者だから上手くいくか心配
「自作のピザ窯で週末に家族でピザパ!」
ぶっちゃけ憧れてるぞ!って人は挙手!!
でも以下のような悩みをずっと抱えていませんでしたか?
- 憧れてはいるけど、金額的に家族を説得するのは難しそうだ・・・
- 正直、自作のピザ窯って難しそうなんだが・・・
やりたい気持ちはあるけど、ずっと実行できていない・・・
そんな方は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
この記事では以下の内容を紹介します。
- ピザ窯の自作に使った道具と費用の紹介
- ピザを焼くのに使っている道具と費用の紹介
必須の道具と、あったら便利なグッズに分けて紹介します
特に僕の作ったピザ窯は、使いやすい二層式なのに本体代金は7,000円程度という安さ。
金額や難易度がネックになってる方なら、僕の作ったピザ窯に挑戦するのがオススメ!
もちろん本格的なピザを焼けます。
ピザ窯の作り方を見たい方は「【30分でピザ窯完成】耐火レンガを積むだけの超簡単な作り方」をご覧ください。
30分程度で作れる上に、写真付きでわかりやすく解説しています。
- これだけ読めばOK
- 事前準備
- 成功体験
- 失敗体験
📖電子書籍になりました!
【必須】ピザ窯を作る道具と費用
まずはピザ窯を作る上で必須の道具を紹介します。
耐火レンガ35個
当然ですがレンガが必要です。
少し高くなりますが耐火レンガがオススメ。
いわゆる赤レンガだと金額を抑えられますが、ピザ窯を作るなら絶対に耐火レンガ。ただし、高品質なものじゃなくてもOKです。
理由を知りたい方は超長くなるので「ピザ窯に耐火レンガを使う理由をとことん追求してみた」をご覧ください。
- ピザ専門業者から美味しいピザを焼く温度
- 電熱機器業者や建築業者から素材固有の熱に関する性質
- 物理学的な見かたで仮説検証
- 組み立てを考慮したサイズ
上記のような内容をまとめており、結論としてネットで購入するなら以下の商品がオススメです。
35個必要なので、7セット購入します。約11,000円。
ただし、耐火レンガでありサイズが適当であれば、値段の安いものでもOK。
これなら6,930円で済みます。
サイズは「厚さ×2=横幅(上記写真なら11.5×2=23)」が理想で、誤差1cm程度なら問題ありません。
あんまりネット通販だと見かけないんですが、安く抑えたい方はホームセンターで購入すると送料がありません。
ただし、運搬の労力が半端ないので覚悟してください。
【あったら便利】ピザ窯を作る道具と費用
次はピザ窯を作る上であったら便利な道具です。
安い赤レンガ|小物を置いたり、窯を使いやすくできる
- ちょっとした物を置ける
- 火を付けやすくできる
- 10個くらいあると便利
- 窯自体に使うのはNG
窯に使うわけじゃないので、安物でOKです。
ピザピールを置いたり、お酒を置いたり、ビールを置いたり、ダッチオーブンのフタを置いたり、お酒を置いたり、あと発泡酒を置いたりできるので、ちょっと楽。あとお酒も置けます。
物を置くだけなら何でも良いんです。
でも赤レンガならピザ窯に火を付ける際に薪を入れやすくするための台を作ったり、空気の出入りを調整したりすることができます。
10個くらいあればいろいろ使えて便利です。
ただし窯自体に使うには向いていません。
ブロックと水平器|土台に使う
- 土台として必要なら購入した方が良い
- 元々地面がコンクリートなら不要
庭が芝生だったりすると、土台としてあった方が良いです。
そのときは一緒に水平器というものも検討してください。水平を測れないと、土台を作る意味が無いので。
これが水平器。
「中に見える気泡が真ん中にくる=水平」
という仕組みです。
このブログで紹介しているピザ窯であれば、以下のようなサイズになります。
タテ×ヨコ×高さ=75.5×37.5×52.5cm
なので、写真のようなブロックであれば4枚あれば大丈夫です。
余裕を持たせて6枚あれば尚良いです。
【必須】ピザを焼く道具と費用
次はピザを焼く上で必須の道具を紹介します。
持っていない方は必ず揃えてからピザを焼いてください。
ピザピール
- ピザを窯に入れるときに使う道具
- ピザパーラーとかピザピールとも言う
- 作るならワンコインでできる
- このブログで紹介しているピザ窯なら、幅20cm程度が最適
- 製作コスト約500円(工具を買うなら)
ピザピールは簡単なので、DIYが好きな方なら自分で作ってみても良いです。
上の写真は僕が作ったものです。500円程度の材料費でいけました。
メインの材料はアルミ板。約500円
僕の作ったピザ窯なら、下記の商品がコストと加工の手間的に最適。
0.5mmはピザを運べるギリギリの厚さ。2年近く使っていますが、まだまだ平気です。
200mm×300mmなら、アルミ板をカットする工程が不要です。
あとは持ち手として適当なサイズの木材があればOK。
ピザ窯で燃料にする薪を使えば、追加費用はかかりません。
加工に使う工具は電動インパクト(ネジを回す工具)とビス(ネジ)が2~3本。約13,000円。
電動インパクトはピンキリですが、僕のブログで紹介している規模のDIYであれば以下の商品が使いやすいです。(ホームセンターのプロにDIYの内容を説明した上でオススメされた商品です)
取っ手部分にアルミ板を差し込むために、切り込みが必要です。ここはあえて電動工具ではなく手動のノコギリが楽でした。約1,000円
マメ知識ですが、ノコギリは木を切る向きによって刃の種類を変えるのが本来の使い方。
今回の切り込みは画像で言う下の加工方法。これからノコギリを購入する場合は以下のような両刃物が良いです。
でもそんなにハードなDIYじゃないので、持ち合わせの物でOK。
僕は中学校の工作セットのノコギリを使ってます笑
「アルミ板の角が危ないから丸くしたい!」という方は金属用のヤスリがあると良いです。約100円
僕は100均のものを使ってるくらいなので、安物で十分。
材料や工具は上記のもので足ります。
詳しい作り方は「【火起こし中に完成】ピザピールを自作したら超簡単だった」をご覧ください。
DIYを続ける予定がなく工具を持っていない方なら、ホームセンターで工具をレンタルすれば安くつきます。
材料費だけなら500円程度ですが、工具の値段を入れるとどうしても高くなってしまいます。
だから「すでに工具がある」or「これからDIYを続ける」という方以外は、既製品を購入しても良いです。
もし購入するなら、横幅が20cm程度のものを選びましょう。大きすぎると、このブログで紹介しているピザ窯には入りません。
購入するなら、この辺りの商品ならギリギリ入るはず。
クックパーフライパン用ホイル
- これが無いとピザがピザピールにくっつく
- 汚れにくいので、同じ日なら繰り返し使えてコスパが良い
- ピザ以外に魚のグリル料理なんかでも重宝
- マジで全然くっつかない
- 約500円
焼く前のピザを運ぶときに使います。窯に入れるときには外すことを忘れないように。
「クッキングシートでもいけるんじゃない?」って思ったらおお間違い。
使い心地がマジで別次元。
実家にいる料理好きの母親からオススメされて買ったものですが、今は必須アイテムになっています。約500円です。
ピザ以外でも、グリル料理などくっつきやすい料理をする際は重宝します。本当にまったくくっつかないです。
類似商品でもくっつかないことをウリにしている商品ならOKです。
繰り返し使えるのでコスパも良い感じ。高い物じゃないので、ぜひ買っておきましょう。
耐熱グローブ
- 800℃までいける耐熱性で火傷の心配が激減
- 手首までしっかり覆ってくれる
- 左右どちらの手にもはめれるので、急いでるときでも付け間違いが起こりえない
- 洗える素材なので、汗をかいても平気
- グローブとして丈夫なので、薪を運ぶときにも安全
- 滑り止めはすぐに溶けるので期待できない
- 約2,000円
「軍手じゃだめ?」って人は火傷する前に買ってください。軍手はほぼ一瞬で焼けて千切れます。
軍手でピザを焼いてたこともありますが、片付けの際に100%の確率で火傷をしていました。
この耐熱グローブを使えば絶対に火傷をしないってわけじゃないんですが、燃えてる薪を触るくらいなら問題なく使えています。
何回もピザを焼く予定があるなら、必須のアイテムです
最近改めてAmazonを見ると、売り切れになっていることが多いようなので別の商品も紹介しておきます。
いろいろ検討しましたが、僕が再度購入するならコチラにします。約2,500円。
- 500℃までいける耐熱性
- 革製で丈夫なので、薪運びもいける
- サイズが男性向け
女性や手のサイズが小さい方はコチラの方が良いです。約1,000円。
窯は600℃ほどまでいくので、耐熱性は重要視してください。
薪
- 写真の量でピザ焼き2回分程度
- ちゃんとした薪ではなく、焚き付け用の木材でもOK
- フリマサイトで調達するのが良い感じ
当たり前ですが薪が必要です。
わかる方は気付くと思いますが、上の写真は正式には薪じゃありません。いわゆる焚き付け用の木です。
ちゃんとした薪の方が火持ちが良いんですが、調達がなかなか難しいところ。
ただ、このブログで紹介するピザ窯は小型なので写真のような焚き付け用でもOKです。
ピザパをするまでには調達しておいてください。
オススメはフリマサイトでの調達。建築屋、家具屋、造園業者あたりがメジャーな調達先。
とりあえず「薪」で検索すれば、ある程度出てきます。
僕はいつもジモティーを使っています。
最悪なパターンは、薪を少ししか用意しなくてピザを焼いている途中で無くなってしまうこと。
2回目3回目とピザパをやるつもりで、多めの薪を調達しておきましょう。
調達が難しければ購入しても良いです。
お店で買うとちょっと割高になると思ってください。
【あったら便利】ピザを焼く道具と費用
次はピザを焼く上でであったら便利な道具です。
別の物で代用できそうなら、それでもOKです。
イス|座れた方が絶対楽
- 5時間くらいかかるのでイスがあった方が絶対楽
- 倒れると危険なので、安定性のあるイスだと良い
- 子供が座ることも想定しておく
座ってYoutubeでも見ながら火の番をするのがちょうど良い感じ。
座れればなんでも良いんですが、バランスを崩してピザ窯に突っ込むようなことだけは避けてください。
「いくらなんでもイスから転げ落ちることは無いよ」という方は、子供が座ることも想定しましょう。
「せっかく買うならちょっと良いやつがいいな」という方なら、PATATTOというイスが面白いです。
- 耐荷重100キロなので、大人も子供も安心
- 折りたたむと超小さくなるので、アウトドアでもインドアでも使える
- 丸洗いできるから清潔を保てる
- ゴミ箱や簡易トイレにもできる
- 約2,000円
特に「ゴミ箱や簡易トイレにもなる」ってところが良いですね。
子供と車で遠方に行くときなんか、積んでおくと安心です。折りたたむと超小さくなるので、トランクも圧迫されません。
購入サイトはコチラです。
炭用のトング|炭をいじるのに必要
- 炭をいじるのに使用
- 耐熱グローブを付けてるなら手でもいける
炭をいじる用に1本あると良いです。
耐熱グローブをしている前提なので絶対必要という訳では無いですが、安いので買ってしまっても良いとは思います。
あれば何かと便利なので。
ガストーチとガスボンベ|着火が楽になる
- 火を付けるときに楽
- 100円ライターやマッチでも良いけど、こっちの方が確実
- 買うならガスボンベもセットで
最初の着火がしやすくなりますが、それだけです。別にマッチで付けることもできるので、無くても良いです。
ただ、専用の物なので付けやすいのは間違いないです。
写真のものは発火する場所が伸びる上に細いので、窯の中に入れて火を付けるときは楽ですね。
この手の商品はガスボンベも必要なので、購入するならセットが良いです。
うちわ|火力を強めるのに必要
- 普通のうちわ
- 火を強めるときに使います
- 風を送れるならなんでもOK
空気をたくさん送れば、火は強くなります。
それだけなので、別にうちわじゃなくても良いです。
ただ、個人的にはコッチの商品が気になっています笑
機能性はもちろん、見た目がカッコいいんです!
吹き矢みたいなイメージで、ピンポイントに自分の息を火に吹き付ける商品です。
着火用のゴミ|最初の着火時に必要
- 着火しやすいものならなんでもOK
- トイレットペーパーの芯やお菓子の箱みたいに筒状のものが良い
もうこれこそ何でもOK。
amazonで何か購入したなら、その箱でもOKです。
ピザカッター|ピザを綺麗に切るのに必要
- 包丁だとピザがつぶれるので、切りにくい
- ピザカッターなら100円のでもOK
包丁で切ったこともありますが、普通に潰れます。
それが嫌ならピザカッターがオススメです。100円均一のでも十分です。
高温が測れる温度計|判断が簡単になる
- 僕は使っていないです
- 買うなら400℃以上も測れるタイプがオススメ
- 慣れれば使わなくてもいける
温度計は使っていないですが、買うのなら400℃以上が測れるものじゃないと意味がないです。
僕の場合は、素手を窯に突っ込んだときの感じで判断しています。
ホームベーカリー|生地作りが楽になる
- 生地を作るのが楽になる
- けど使ってない人も多い
コスパからして「必須」と言うか迷いましたが、使っていない人もいるので「あったら便利」にしておきました。もちろん我が家では使っています。
なお、子供といっしょに簡単!ホームベーカリーで楽ちんピザ作りで紹介しているレシピが参考になります。
ホームベーカリーはピザ以外にも食パンを始めとした色んなパンを楽しめるので、ピザを焼かない人でもオススメですね。
僕は毎週食パンを焼いています
ちなみにもっと楽をしたい方の場合はこんな商品もあります。
使うときに解凍して成形すれば良いので、かなり楽ですね。
もっともっと楽をしたい方ならこんな商品も。
すでに焼かれているっていう。楽ですが楽しみは半減かも。
もしも類似商品を買うならサイズに気を付けてください。直径18~20cmくらいが適当です。
【一覧】ピザ窯でピザを焼くときに使う道具と費用
必須の道具
道具 | 用途 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
耐火レンガ35個 | 窯の材料 | 約11,000円 | 1個200円程度の劣化版もOK |
アルミ板 | ピザピールの材料 | 約500円 | ピザピールを買うなら不要 |
電動インパクト | ピザピール作りの道具 | 約13,000円 | ピザピールを買うなら不要 |
ビス(ネジ) | ピザピール作りの道具 | 約800円 | ピザピールを買うなら不要 |
ノコギリ | ピザピール作りの道具 | 約1,300円 | ピザピールを買うなら不要 |
ヤスリ | ピザピール作りの道具 | 約600円 | ピザピールを買うなら不要 |
ピザピール | ピザを運ぶもの | 約2,500円 | ピザピールを作るなら不要 |
クックパーフライパン用ホイル | ピザを運ぶときに使用 | 約500円 | 類似商品もOK |
耐熱グローブ | 熱いものを触る用 | 約2,500円 | 600℃くらい耐えられること |
薪 | 燃料 | 0円 | ジモティーでもらう |
道具名をタップで購入ページへ行けます
窯本体だけなら11,000円。ホームセンターで劣化版のレンガを買えば7,000円弱で作れます。
ピザを焼くのに必要な道具も、工具があって自作できるなら合計4,000円ほど。
持っていないものがあれば、早めに購入しておきましょう!
電動インパクトは高いですが、ホームセンターでレンタルすればもっと安くなります
あると便利な道具
道具 | 用途 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
赤レンガ10個くらい | 物を置いたり、薪を入れる台にする | 約1,000円 | 窯本体には使えない |
ブロック4~6個 | 窯の土台に使う | 約5,000円 | 地面がコンクリートなら不要 |
水平器 | 土台の水平を測る | 約1,000円 | 土台を作らないなら不要 |
イス | 座って作業 | 約2,000円 | あると快適 |
炭用トング | 薪を触る用 | 約300円 | 耐熱グローブでも大丈夫 |
ガストーチ | 火を付ける用 | 約2,000円 | あると火起こしが楽 |
ガスボンベ | 火を付ける用 | 約700円 | あると火起こしが楽 |
うちわ | 火を付ける用 | 約1,000円 | あると火起こしが楽 |
火起こし器 | 火を付ける用 | 約800円 | あるとカッコいいし楽 |
着火用のゴミ | 火を付ける用 | 0円 | なんでもOK |
ピザカッター | ピザを切る | 約400円 | 安物で十分 |
温度計 | 窯の温度を測る | 約5,000円 | 慣れたら素手で測れる |
ホームベーカリー | ピザ生地を作る | 約9,000円 | 手でこねなくて良くなる |
ピザ生地(成形前) | ピザ生地を作る | 約2,000円 | 発酵させなくて良くなる |
ピザ生地(成形後) | もはやピザ生地 | 約1,000円 | そのまま焼ける |
道具名をタップで購入ページへ行けます
ガストーチや火起こし器、ピザカッターなど、あるとグッと楽になるものでも数百円~数千円で購入できます。
予算があるなら、スマートなピザパのために投資してみましょう。
まとめ|【費用公開】ピザ窯DIYとピザ焼きに必要な道具一覧
ピザ窯DIYとピザ焼きに使う道具を紹介してみました。
必須の道具の中で持っていないものがあれば、早めに購入しておきましょう。
あったら便利な道具の中にも、数千円程度で購入できるものが多いので、予算の範囲でスマートなピザパを目指してみるのも良いですね!
費用を確認して、家族会議してみてください!
- これだけ読めばOK
- 事前準備
- 成功体験
- 失敗体験
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