「古民家で暮らす」という選択肢。築60年の古民家を探して購入した話

2018年1月21日

どうも!お疲れ様です。築60年の古民家に住んでいるたけし(@takeshinonegoto)です。

この記事では中古物件の購入を検討してる人に向けて、「古民家で暮らす」という選択肢を紹介します。

 

中古物件をお探し中のあなた。物件探しは上手くいっていますか?なかなか理想の物件って見つからないですよね。

そこで提案なんですが、今お探しの中古物件の中に選択肢の1つとして「古民家」を入れてみませんか?

古民家ってなんとなく知っているようで、よくわからないですよね。実は意外にイイ物件もあるんですよ。

この記事では古民家がどういう物件なのかということと、古民家の探し方について解説していきます。

気に入っていただければ、中古物件探しの選択肢に「古民家」を加えていただければと思います。

 

マイホーム計画から引っ越しまでのまとめ記事はコチラです。

 

古民家とはどんな家?定義は特にない?

「古民家」とは一般的に第二次世界大戦より前に作られた家のことを指します。つまり1945年よりも前ということです。

ただし、戦後に建てた家の中にも同じ技法で建てられた家があって、そちらも古民家と呼ばれています。

そのため、「築〇年以上は古民家」という明確な定義はありません。

 

古民家の特徴は、柱や梁(はり)といった家の骨組みに太い木材を使っていることです。また、土壁と言って断熱性に優れた素材で壁を作っています。

ちなみに↓の写真は実際の我が家の天井です。左右に伸びる大きな木材が梁(はり)です。

こういった木材は現在だとなかなか手に入らないようです。

 

つまり無理やり定義づけをするならば、現在だと手に入らない木材などの素材を使って、戦前の技法によって建築された家を「古民家」と呼んでいます。

寝る助

寝る助

決まった定義はないけど、昔の素材・昔の技法で作られた家のことを「古民家」って呼ぶんだね

 

古民家の建築方法。戦前と戦後では家造りの目的が違う

これは古民家を専門に建築している工務店の方から、直接聞いた話です。

上でも書いたように、古民家というのは戦前の技法を使って建築された家です。実は戦前と戦後では家造りの目的が違っているんですね。

 

関係しているのは歴史の教科書にも出てくる人物、「マッカーサー元帥」です。

ご存知の方も多いと思いますが、GHQという戦後の日本を占領した機関の司令官です。僕は歴史が苦手であんまり詳しくないんですが、戦後の日本における「憲法」を作った人物ですね。

せっかくなんでwikiで勉強しようと思いましたが、長すぎて読む気になりませんでした笑

 

なんで古民家にマッカーサーが関係してくるかというと、実は建築基準法という法律が戦争の前後で変更されているんですね。

その変更に関わったのが、マッカーサー率いるGHQなわけです。

意外な人物が関係していて驚きですね。

 

どんな風に変更されたかというと、家造りの目的が変わってしまったんですね。

  • 戦前:いつまでも建っていられるような「丈夫な家」
  • 戦後:若い人でも買えるような「安い家」

この辺の違いが、柱や梁の違いに出てきてるんですね。

この変更のおかげで若い人でも新築を建てることができているんですが、その一方で家自体の寿命が短くなっているんですね。

寝る助

寝る助

戦前の家は丈夫に作ることを目的としていたんだね

 

古民家は市場に出てこない?1か月半探して見つけた

実は古民家はあまり市場に出てこないんです。僕も今の古民家を見つけるのに1か月半かかりました。

 

上でも書いたように戦後の家は寿命が短いんです。そのため家を先祖代々引き継ぐという人が少なくなっています。

これに対して戦前の家は寿命が長いため、先祖代々家を引き継いでいるケースが多いです。

 

たまにテレビ番組の企画で「古民家をリフォーム」というものがありますが、あれに出てくる古民家はだいたい先祖代々引き継いできた家です。

そのため、古民家というのは売りに出ることがなかなか無いんです。なぜなら子供や孫の世代に引き継いでしまうからです。

寝る助

寝る助

古民家に限らず、イイ物件っていうのはなかなか売りに出ないもんだよね

 

古民家物件の探し方

空き家バンクの活用

上でも書いたように古民家というのは市場に出ることが少ないです。

ただし最近は少子高齢化や田舎の過疎化のせいで、先祖代々の家を引き継がない。引き継げない。というケースが出てきています。

そのため、空き家状態の古民家というのがたまに見つかります。

 

地域によっては空き家状態の古民家というのが問題になっていることもあります。

誰も住んでいない家というのは、掃除も換気もされないので傷みやすくなります。傷みがひどくなれば、いくら丈夫な古民家とは言え住むことができなくなってしまいます。

この問題を解決するために、「空き家バンク」という制度があります。

 

「空き家バンク」というのは自治体が主体として空き家の情報を公開し、購入希望者に情報を与える制度です。

自治体に相談をすることで空き家情報を教えてもらえるわけなんですが、この中に古民家が登録されていることがあります。

ちなみに僕が済んでいる石川県金沢市は以下のリンクからアクセスできます。

 

また、地域によっては空き家バンクを利用した物件の購入をすることで、ある程度の資金援助をしてもらえる補助金制度もあります。

お住まいの地域によりけりなので、興味のある方は一度市役所などに相談をしてみてください。

ちなみに石川県金沢市で使える補助金制度については「住宅リフォームや新築で使える補助金・助成金。石川県金沢市で家を建てるなら」で書いています。

 

古民家を専門とする工務店に教えてもらう

古民家を専門に扱っている工務店があります。そちらに相談をすることで、市場に出ている古民家の情報を教えてもらうことができます。

正確には、古民家を専門としている工務店が提携している不動産会社なんですが、工務店に相談してもらえば不動産会社からの情報を教えてもらえます。

 

「古民家再生」という言葉があるように、古民家をリフォーム・リノベーションしようという人達がおります。

知り合いの工務店に聞いてみましたが、古民家の良さを活かしながらリフォームするには、専門の技術や知識が必要になるみたいです。

そのため実績のある工務店でなければ、リフォームをお願いすることができません。

 

このように古民家を専門としている工務店があるので、その工務店に空き家情報を聞いてみることで市場に出ている古民家を教えてもらうことができます。

寝る助

寝る助

古民家となると普通の物件よりも専門性が強くなるんだね

 

そもそも古民家を専門としている工務店が見つからないという方は、住宅購入を専門としているコンサルタントに聞いてみるとイイです。

住宅購入のために必要な様々なステップをサポートしてくれるんですが、その中であなたに合った工務店の紹介もしてくれます。

詳細は「マイホーム計画は「コンサルタントに相談」から始めるのがベスト」で書いていますので、一読してみてください。

 

普通に物件情報サイトで探す

最後はテクニックでもなんでもないんですが、物件情報サイトを使ってシラミ潰しに探すという方法です。

そして僕の場合は結局この方法で見つけました。

 

物件情報サイトがたくさんあると思いますが、検索条件として「築年数」という項目があるかと思います。

その条件を「築60年以上」とかにするんですね。そうすると古民家の情報が出てきます。

 

ただ、ある程度状態の良い古民家を探すとなると結構大変です。

古民家に限らず空き家というのは、人が住んでいない時間が長ければ長いほど傷んでいます。なぜなら掃除や換気がなされていないからです。

中古物件なのである程度の傷みはしょうがないですが、できるだけ傷んでいない物件の方がリフォームにかかる費用を減らせますよね。

 

そういった傷みというのは、物件情報サイトの情報だけでは判断できません。面倒ですが実際に現地へ行って見てみるしかないんです。

そのとき、素人だけで行ってもよくわからないので、必ず専門家と一緒に行くようにしてください。

寝る助

寝る助

最終判断をする前に専門家の意見を聞くのがベストなんだね

 

専門家の知り合いがいないという方は、まず住宅購入の専門家であるコンサルタントに相談するのがベストです。

コンサルタント自体も専門家ですが、古民家については古民家を専門にしている工務店の方に見ていただくべきです。

まずは古民家専門の工務店の紹介を、コンサルタントからしてもらってください。

詳細は「マイホーム計画は「コンサルタントに相談」から始めるのがベスト」で書いていますので、一読してみてください。

 

まとめ-古民家の特徴と探し方

古民家の特徴としては

  • 決まった定義はないけど、昔の素材や技法を使って家が古民家
  • 第二次世界大戦の前後で家造りの目的が変わっている
  • 良い状態の古民家はなかなか市場に出回らない

 

古民家の探し方としては

  • 空き家バンクで探す
  • 古民家の専門家に教えてもらう
  • 物件情報サイトを使って自力で探す

 

古民家って意外に良物件なことがあるんです。でも知らない人が多いので、「築60年の家に住んでいる」っていうとボロボロの家に住んでるんじゃないかと思われるんですよね。

家に招いてみるとだいたい驚いてくれます。

今回は古民家という物件がどんな物件なのかを紹介させていただきました。

「古民家暮らしの魅力。メリット・デメリットをまとめました」では古民家という物件の魅力やメリット・デメリットを書いています。

実際に住んでみた体験談としてまとめていますので、是非読んでみてください。

 

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